本来であれば本日開催のファン感謝デーに参戦し、その速報を書く予定でしたが、体調不良者が続出したことで中止となりました。スケジュールが立て込むなか、チームとしててんやわんやしている状況なので仕方ないですね。どのタイミングになるかは分かりませんけど、代替開催があることを期待しています。公開TMを昨季まではクルー向けイベントとしていましたが、今季は違いましたから。Aマッチデーによる中断が入るタイミングあたりを期待しときましょう。

さて、予定が消えたことで、レビューをまとめることとなりました。明日更新予定でしたが。基本的に夏場なので内容を問うべきではありません。とにかく勝ち点、結果にフォーカスしていくしかないですね。そのなかでどのような成果があったのか、次に向けてどうしていったらいいのかを考えていくことにします。

 

 

まず、結果としては逆転勝利となりました。最近の磐田戦は終盤までロースコアで推移するか、前半途中までサンガが殴りながらも相手が盛り返し、前半の途中からワンサイドゲームを仕掛けられる(主にサンガスタジアム)というパターンがほとんどになっています。ですから、前半を見るだけで結果が分かってしまうわけです。どちらかというと後者パターンの試合になったかと思います。いい出足でボールを奪うシーンが前半から多くあったんですけど、得点に結びつけられ、先制を許すという大敗パターンでした。

HTで選手交代を行いましたが、全体的な流れとして奏功したかは分かりません。ただ、前半の戦いではサンガのガス欠待ちという戦いをしていた磐田でしたが、磐田の方が先にガス欠し、選手交代を余儀なくされるシーンもありました。こちらとしては3枚交代など動きながら、質を落とさずプレーができました。相手の追加点の芽を摘み、こちらとしては攻めきって決めるだけという展開でしたが、どうもリズムが乗りきらない時間が多かったと思います。ゲームも終盤に入るなか、ロングボールからOGを誘発し、直後にエリアスの逆転ゴールでひっくり返すと、なんとか守りきって勝利となりました。

 

 

夏場で最後までやりきったからこそ得られた勝利でした。とはいえ、質としては前節の方がよかったかなと思います。もちろん、相手がガス欠したのは共通項ではありましたが、こちらのパワーができらなかったと感じました。強引に破いてからは勢いで突っ切った感じですかね。どうやってこじ開けていくか。今後問われる部分だと思います。

後半のリズムに乗りきれなかった要因としてはいらないファールが多かったことですね。チームとして不要なファールを減らしていかないとリズムができませんから。必要なファールもありますけど、都度セットプレーで相手がリスタートするだけでゲームが止まりますから。相手が勝っているのであれば相手の思うツボにしかならんというわけです。

エリアスはファール基準とかゲーム全体を読みながらのプレーには課題を残しましたね。スコアラーとしては素晴らしかったです。ただ、ゲーム展開を考えて何をすべき、逆に何をしてはいけないかをもう少し的確に読めないと出場時間を延ばすのは難しいかなと思いました。

守備についてはサイドからサイドに振られたときの対応ですね。失点シーンもピンチになったシーンもほとんどがこのパターンで前半からなかなか変わっていません。基本的にこのチームがコンパクトフィールドを形成し、攻守を行っていくこともあって、簡単には改善できない問題ではあるんですけど。ある種ここもフィロソフィーなんでしょうか。

 

 

順位としては執筆時点(アップするタイミングは日曜日の試合中です)で17位と降格圏を脱出しました。とはいえ、上位陣が昨日の試合で軒並み勝ったことでそこまで優位に立てていません。ようやく勝ち点が試合数を上回ることができました。少しずつ上を向けるようになっています。しかし、前節引き分けた浦和が軒並み下位に勝ち点を配っていることを考えると我々が勝ち点を落とした試合もあるわけですよ。今後とも何が課題かを突き詰めて、中断以降も勝ち点ペースを落とさずいきたいところ。