戦いからすっかり時間が空いてしまい、忘れていましたが、改めて更新しておきます。

U-23アジアカップで日本は優勝し、オリンピック本戦行きも決めました。

 

 

正直なところ、今大会、厳しい戦いになると思ってました。特にすでに欧州に主力を持っていかれていること、欧州リーグがシーズン終盤の佳境に入っていて、招集に困難を極めること。早期移籍を警告するのであれば、今大会を犠牲にしてもいいんじゃないかと思ってるくらいでした。今回は本来であればアジアカップのやる時期がずれ込んで、こっちまで影響したというおまけつきでしたので、そこまで訴求できるか難しいところではありましたが。原則的に抽選会までに結果が出るようなマッチメイクはしないといけませんね。

とはいえ、GLを突破し、ひとつ勝った段階で申し訳ないんですけど、決まったなと思いました。あとひとつが難しい戦いになると思ってたんですが、その難しい戦いを展開できるチームがことごとく敗退したことが大きな要因としてあります。良くも悪くもGLで韓国とやって、そこで負けたのがチームにとって良薬になったんじゃないでしょうか。すべて勝って上にいくなんてそんな器用なことはできませんから。

一見、アジアのレベルが底上げされたように思う方もいるかもしれませんが、それは早計だと考えています。インドネシアの躍進も各国の熱量を考えると起こり得る事態でしたし。ただ、オリンピックに出るからには責任ある成績を残してほしいと思うばかりです。

 

 

18人を想定すると現段階でこんな感じでしょうか。

 

GK 小久保 鈴木彩

DF 高井 OA OA / 関根 内野貴 大畑 ☆

MF 松木 藤田 山本 / 平河 山田 鈴木唯 藤尾

FW 細谷 OA

 

☆は決め手を欠いたので不明としときます。今大会のパフォーマンスをかなり加味しました。アタッカーであれば斉藤光毅とかいるにはいるんですけど、今大会のアタッカーの貢献度を考えると3人は不可欠になってくるので入れにくいですね。しかも、山田は飛び道具、平河は両サイド、藤尾はサイズという武器がありますからね。

同じく中盤のインサイド(ボランチ候補)としては3人とトップ下ほぼ専任として鈴木唯人、もしくはこの大会で活躍した荒木遼太郎になるでしょう。松木(最後らへんの起用を見るとやや怪しいんですが)、藤田は決まりとして残すひとつを田中聡、川崎颯太、山本理仁の3人で争って、藤田との親和性を重視しました。

最前線は2人を予想していて、決め手に欠けそうなのでOAの活用になるかと思います。細谷も最後に復調したので問題ないでしょう。

いちばん課題となってくるのは後ろの人選かな。CBはかねてから課題となっているポジションで今大会での安定性を加味して高井と2人OAと考えました。強いて言えばSBで使うかなとは思いますが。ただし、欧州組はこれはU-23メンバーも含めてなんですけど、プレシーズンの段階にあるので呼びにくいことは忘れてはならないことだと思います。国内組になると3枠ルールも考えねばならないポイントです。SBも今大会のパフォーマンスを重視しました。バングーナガンデは呼ぶかもしれませんけど、そうなると大畑がアウトにしないといけませんし。あと、サイドバックの☆についてはボランチかセンターバック兼任の選手になるでしょう。SB専任としては3人が限度だと思います。

前回みたいに大会直前に枠が増えることも想定されますが、そうなるとまたマルチな選手より、専任型を増やせるというメリットがあります。

 

 

もうメンバー発表も間近みたいなので、この18人を大きく動かすということはないでしょう。外れるメンバーも現実的には出るわけで、その選手たちの無念を晴らすためにも残ったメンバーで結果を残す。これだけです。