2月が暖かめでしたが、今月に入って寒い日が続いてますね。週明けからはそれなりに気温も上がりそうですが、そうなると大変なのが花粉です。今年、今のところブロックしていることもあって、症状としてはかなり楽です。こんな体調ならいいんですけど。

今日は商店街まつりが京都市役所庁舎前で行われていました。そこにサンガもブースを設けPR活動していました。その模様は書くに気になればやることとします。

ゲームレビューをやっていきます。3試合めにして初勝利でした。ここから2戦は近年Jを引っ張ってきた強豪クラブですから、4月に懸けるために調整に使うのか、それともリアリストなるのか、結果的には後者でしたね。早い段階でできるという自信がJ1経験の浅いチームにとって大切なので、ホッとしています。

 

 

まず、前節の敗戦を受けて、メンバー変更。左SBに三竿、左IHに松田天馬、左WGに平賀が今季初スタメンとなりました。平賀はリーグ戦では初めてのスタート起用となりました。狙いは明確で左サイド、特に守備面でのテコ入れだったと思います。不発だったかなと思いますが。ひとつは川崎というチームのやり方に戸惑ったことが要因でしょう。この試合は本来中盤の橘田が右サイドバックにスタート起用されてたんですが、ほぼ中盤に位置取りすることとなりました。ここで左サイドの選手がうまく張って受ける形をつくればよかったんですが、ちょっときつかったかなと思います。単純に強度の部分で足りてないのもありましたね。

前半立ち上がりこそ、押し込んでゴールネットを揺らすシーンもありましたが、徐々に川崎ペースになりました。押し込まれましたし、押し込んでも攻めきれないのでカウンターの餌食になりましたね。立ち上がりのチャンスはカウンターが起点でしたから、発動できないときついです。川崎の立ち位置とか技術に圧倒されたんですが、決定機もまたそこまで多くなくて、川崎もカウンターからなんですよね。最後のところは崩れなかったのは大きかったです。

後半になると平賀→マルコトゥーリオで左固定というよりかは原と流動的な形にした印象です。これをやりたいんですけどまだ守備面における不安要素があるのかもしれません。左で張って受けるという回数を増やしたことで、こちらとしても押し返すシーンが増えました。先制点はセットプレーの2次攻撃でしたが。前半立ち上がりにセットプレー絡みでゴールネットを揺らしましたが、今季もストロングポイントとなりそうです。その後はやや受ける回数が増えましたね。前線に起点を増やされたことで苦しくなりました。セットプレーからのオフサイド、さらに左サイドからのスクランブルを押し込まれましたがこれもオフサイドということでなんやかんやでVARに助けられました。最後は後ろの枚数を増やして守りきりました。

 

 

川崎としては連敗を喫しました。ホーム連戦でこれはきついですね。前節の課題としては全体的な強度の部分で苦しく、特に最終ラインの弱さがそのままスコアに反映されました。サンガに合わせてということなんでしょうけど、強度は上げられてました。ただ、攻めるシーンがあっても決定機をそこまで多くはつくれなかった印象です。

サンガとしては川崎が前節大量得点したことを警戒して、この試合はロースコアでいけるような形を理想としていたようです。まあそれはできたのかなと思います。オフサイドで助けられたシーンもありますけど、遅攻から危ないシーンはそこまで多くなかったかなと思います。ある程度守りながらリズムをつくることができました。とはいえ、選手の頑張りはたたえないといけないシーンはいくつもありましたね。それがJ1というものです。

得点シーンを含め、セットプレーを起点にした攻撃は今季もできそうな感じなので、それ以外のパターンがどうなっていくかですね。崩せとか意図的にボールを動かせという難しいことを求めているわけではありません。

 

 

ようやくひとつ勝つことができました。次節はホームに戻ってマリノス戦です。この試合が終わればAマッチデーによる中断期間となります。ここで現状を振り返ることとなるんですが、どういう状況で振り返ることができるかですね。マリノスも過密日程で苦しいなか、守備意識をしっかり持てるかが鍵になるじゃないでしょうか。