引き続き、プレシーズンの更新を続けていきます。

前回までの人事のまとめはインアウトに着目していましたが、今回はポジション別となります。

参考にすべく、始動時につくった妄想配置図を貼っておきます。

 

 

 

今季は5バックも結構やる感じになりそうですね。それを踏まえてまとめていくこととします。

 

 

GK

out 若原(→長崎※期限付き移籍) マイケルウッド(退団)

in ファンティーニ(←福島)

契約更新 ハーン 太田 ク

 

期限付き移籍でチームを離れていたウッドはそのまま退団という形になりました。それを覆せるパフォーマンスを日本で見せられたわけではないので、仕方ないかなと考えています。若原も現状では1・2番手の牙城を崩せないと考えての移籍かと思われます。

正守護神をクソンユンと太田が争うという昨季後半の構図は変わらないと思います。太田は課題ともいえるキックの飛距離で改善がみられているので、さらなる成長に期待しましょう。クソンユンも止める部分では序列トップでしょうけど、それ以外の要素でどれくらいやってくれるかが問われます。気づけば昨季なんかは当初第3・第4キーパーと見込まれていた太田がポジション争いに加わりましたから。チームにプラスをもたらすことができるかによって序列も変わってくるので、いい意味での変化が楽しみです。

新加入のファンティーニは基本的に第4という扱いにはなりますが、序列アップを目指しつつ、ピッチ外での貢献も求めていきたいところ。

 

 

DF

out 井上(→浦和) イヨハ(→広島※期限付き移籍期間終了) 植田(→大宮※育成型期限付き移籍) 飯田貴(→甲府※期限付き移籍)

in 松田佳(←水戸) 喜多(←サンガU-18※昇格) 宮本(←浦和※期限付き移籍) 鈴木冬(←ローザンヌ(スイス)) 飯田陸(←サンガU-18※昇格) 鈴木義(←清水)

契約更新 福田 麻田 アピアタウィア 三竿

 

CB 麻田(L) 松田佳 アピアタウィア 喜多(L) 鈴木義

SB 福田 三竿(L) 宮本 鈴木冬(L) 飯田陸(L) 佐藤※MF登録 中野※MF登録(加入内定、おそらく今季も特別指定)

 

4人がチームを去り、6人が新加入となりました。そして、4人の契約更新。今季のルヴァンについては若手出場の義務化があるのかはまだ分かりませんので、若い選手が特別必要になるかは分かりません。昇格の2人がU-21枠の対象となります。

まずはセンターバックですが、井上の移籍は痛手となりました。しかしながら、資金力が上のチームからオファーがきていることについて、ポジティブに考えるしかありません。引き留められるチームが理想なんて思う方もいるかもしれませんが、現実論、上位であっても海外から引き抜かれます。海外でも資金力のあるチーム同士で取引があるので、生涯同じチームで過ごすことはレアだということだけは理解しておくべきかと。特に井上は海外も狙いたいという話もありますから、ステップアップも仕方ないかなと思います。それを補えれば問題なしでしょう。それができたオフだったと思います。新規獲得となる鈴木義宜は井上に経験をプラスしたような選手です。怪我や出場停止も少ないのはいいですね。長身の松田佳大や喜多は育成込みの獲得になるかと思います。4人できつかった昨季から考えると5人になって、楽になった感じがします。

サイドバックは目立った流出はなし。サブの荒木がアウト(執筆日に第一子誕生のお知らせがありました、お子さん誕生おめでとうございます)となっただけですかね。かく言う荒木もかなり序列を落としていましたから。逆に即戦力になりそうな鈴木冬一や再起を期す宮本の獲得もありました。左右合わせて6人でやや左が多めという布陣ですが、佐藤や宮本が左右兼任のバックアップと考えるのならそんなにつり合わないことはないですね。昨夏に白井が抜けて、福田ワンオペだった右は宮本の加入と手厚くなった左から佐藤が回ることで枚数の確保に成功。左は昨季は佐藤がメインで終盤は麻田が務めることもありましたが、鈴木冬一の加入で軸となりそうな選手が出てきたのはうれしいですね。昨季は稼働率が低かった三竿がどれくらいできるかですね。3バック要員としても鍵になりそうですかね。加入内定している中野はこのチームだとWB要員みたいなので、分類しておきました。

総じてですがDF登録の選手の加入が多くなったことで昨季懸念されていた枚数の問題を解決することができました。しかも、若い選手も加入していて、彼らが順調に育てばディフェンスラインの安定への期待度はさらに上がることになると思います。

 

 

後ろの選手の動向を見てきました。なかなかの戦力を揃えることができたんじゃないでしょうか。次回はMF・FW編です。