Jリーグ関係の更新に時間をとられていて、すっかりアジアカップについてまとめられてませんでした。GLまで終わったので、ここまでをたどろうと思います。

 

 

Aマッチデーではないなかで、最善ともいえるメンバーを呼べたのではないでしょうか。主力レベルで外れた選手は怪我もしくは今冬の移籍が有力なため、招集を回避したパターンになると思います。ただ、気になるのはコンディションです。どの選手も多くの試合をこなすなかで選手によっては怪我を抱えている選手を強行的に呼びました。初戦段階では出られるレベルにない選手であっても呼ぶことにしました。そのため勝ち進まないと各ポジションの選手構成のバランスを整えきれないという状況になっています。日本にとっては強豪国におけるW杯みたいなもんでアジアカップのGLは勝てるかどうかは別としてトップにもってくる段階ではないということですね。その前で終わってしまう可能性もあるわけですが。コンディショニングとあとはキーパーのところかな。経験量がいずれの選手も欠けているので、展開によっては難しいことになるかもしれません。止めるというよりどんなシチュエーションになっても狼狽えないメンタルの部分が求められるかなと思います。

 

 

さて、GLの3試合が終わりました。2勝1敗。第2次森保ジャパン発足後、順風満帆に来ていたので、もはや1敗で狼狽えるほどになりました。世界強豪とアジアは別なんです。アジアのレベルが上がったと考えるのは早計です。当たり前ですが、カップを目の前にしたら、FIFAランキングなんて参考にしすぎなくていいんです。それくらい難しいんです。ただでさえ、冬のこの時期とはいえ、中東の気候ですし、アジアのレフェリーの質的な部分を考えると当たり前が通用しません。そのなかでも優位性を築くというのがアジアの戦いです。1敗で目が覚めたんじゃないでしょうか。簡単なものはありませんよ。

イラク戦のみ地上波放送があったので、レビューを書いておきますが、うまくはめてきたかなと思います。スカウティングをして対策すれば戦えないわけではないということですね。じゃあ、これが世界トップでも同じことができるかというとそうではありません。ですから、ナーバスになりすぎることはないですね。とはいえ、守備における拙さというのは目立ちました。キーパーは止める部分より準備と声掛けの部分かな。声掛けをきちんとしていれば見方は適切に動くことができますから。とにかく守備面でフリーにする選手が多すぎて、止める段階においてキーパーがノーチャンスというシーンが多すぎました。曽ヶ端エピソードをよく書くんですけどね。本当に声掛けって基本中の基本なんですよ。ここらへんをどれだけ理解したうえでキーパーとしてプレーするかなんですよね。

 

 

日曜日から決勝トーナメントが始まります。基本的に地上波放送は準々決勝以降に日本絡みの試合のみ放送されます。これについては大会終わりに書こうと思います。無責任になりすぎないような表現ができるよう練ってまいります。

ここまでをなぞるということでメンバーについて、GLについての雑感を簡単にまとめてきました。どうなっていくか、ここから本気度を上げていくと思うので、そこに期待しつつ、不完全燃焼に終わらないことを祈っています。