これまでに探訪してきた野球場紹介、2回めです。

今回は草津グリーンスタジアムです。

 

 

草津市の弾正(だんじょう)公園の中にあります。テニスコートや体育館も併設されたスポーツ公園です。

2000年開場と歴史としては浅めとなっています。

 

 

草津駅西口から出て、徒歩40分くらいですので、バスや車で来るのが無難です。バスで10分くらいとなります。最寄りバス停は「小屋場」となっていますが、草津駅西口バス停発のバス停がすべていくわけではないので、くるみこども園前(下笠東)、もしくは下笠中央バス停で降りるのが便利。民家に囲まれたスタジアムですが、そこから公園内に入るルートが少しややこしいので、あらかじめ綿密に調べておいた方がより良いですね。なお、草津南駅や大津駅からもバスが出ています。

駐車場は92台、向かいの体育館向けの駐車場が120台とかなり限りがありますし、近隣にコインパーキングもなさそうなので、バスでの来場が無難でしょうか。

滋賀県内で大規模な野球イベントを行うときは皇子山が中心で、サブで守山や彦根を使うので、あまり使われる機会は多くはありません。民家の中にスタジアムがありますし、照明灯もないので、昼間の規模が限られたイベントでの使用となります。そもそも収容人数も350席ほどのバックネット裏とあとは内外野の芝生席だけですから、高校以上の公式戦では使いにくいですね。

近隣にはコンビニ、少し歩けばスーパーもありますし、駅前であればいくらか食品調達できる店もあるので、最寄り駅で調達するのが無難かもしれません。

グラウンドとしてはセンター122メートル、両翼98メートルと十分な広さ、内野はクレー、外野は人工芝ということで環境としては素晴らしいものがあります。少年野球で使われることが多いとのことですが、最高レベルじゃないでしょうか。あと、バックネット裏席は全面屋根がついているのもありがたいです。同じ滋賀県では甲賀市民スタジアムと似たような形かもしれません。要するに甲賀を小規模にしたスタジアムだということです。

2023年に芝生の張替えが行われ、かなりスタジアムとしてはきれいな状態です。あと、スコアボードについては事前情報だとSBO式の旧式という情報がありましたが、そちらも取り換えられてました。こちらは太陽が丘球場と同じものだと思います。

 

 

規模の小ささはありますが、屋根つき、個席ということで見る分にはかなりいいスタジアムでした。芝の張替えもあって、選手たちも気持ちよくプレーできるんじゃないでしょうか。この規模でこれくらいの投資が必要なのかというのは思いましたね。中小規模の陸上競技場や球技場はこんなに手厚くないですから。