順位予想もこれで最後となりました。J3については今季も最小限の扱いとなるので、手厚い更新はありません。

 

 

前回の順位予想からボトムハーフを追加しておきました。

それぞれ予想の弁をまとめていきます。

 

12位 水戸ホーリーホック

近年は選手は入れ替わっても近年は成績が安定しています。オフでは積極的に複数年契約を結び、長期的な計画、もしくは移籍金ビジネスをしようとする意図がうかがえます。このチームの懸念点は新人監督であり、監督次第では上にいける可能性もありますし、下の可能性もあります。どっちにも転ばずと考えて、真ん中予想としました。このチームのマネジメント能力は高いものがありますから、監督の目利きもしっかりしていると見ています。

 

13位 東京ヴェルディ

監督が城福ですのでPOにいく可能性もあると思いますが、二桁順位と予想しました。昨季いい形で終われたので、開幕もいいスタートダッシュを切れると思います。とはいえ、そこからしっかり次のプランを立てられるかですよね。昨季もいい終わりを継続して、開幕ダッシュに成功しましたが継続させられませんでした。メンバーも入れ替わりましたが、それを想定してチームをつくらないといけないチームなので、やるでしょうけど、昨季と同じ道を繰り返すような気がします。繰り返さないためには夏の戦いが重要です。

 

14位 ヴァンフォーレ甲府

昨季は予想を上回る低迷ぶりでした。ただ、そのなかで弱者の戦いに徹した天皇杯で戴冠に成功しましたが、今度はACLという難題が待ち受けています。幸い、秋からなので夏場までの戦いには影響しませんが、それでも大事な終盤にかけて両立が迫られます。メンバーは悪くないんですけど、監督がどれだけJ2、甲府というチームを理解しながら戦えるかだと思います。ウタカ頼みになるのは分かりますが、それ以外のオプションをつくらないと勝てるチームにするのは難しいかと。

 

15位 レノファ山口

わりと戦力を抜かれましたが、カバーできたんじゃないでしょうか。不安材料もあって、補った選手がベテランであることです。若手選手の成長という想定をつくった昨季とは異なり、若手選手が限られていることである程度サッカーの構築はできるでしょうから、いかに点をとって勝ちきれるかだと思います。ひとつ間違えれば残留争い逆戻りの可能性もありますが、昨季の成長を継続できれば最悪の事態を免れることができるかと。

 

16位 ブラウブリッツ秋田

このチームもかなり戦力を削がれました。J2のなかではかなり変わったサッカーをするチームだと思いますが、個性こそが選手を伸ばしていくんだなという部分があります。てなわけで今季も大変なシーズンとなりそうですが、このチームの場合、ブレないものがありますし、最終的にはなんやかんや勝ち点を積み上げているんですよね。ギリ残留争いに加わるかどうかでフィニッシュすると見ています。

 

17位 ジェフユナイテッド千葉

単純なところ新監督を信頼していないからです。選手については昨季並みかそれ以上だと思うんですが、それだけでは勝てぬということです。ここであたり監督を引いてもなお繰り返すのであれば目も当てられませんね。旧ズッ友(サンガ)は監督で地雷を踏み続けて苦労しているんですけど、ジェフはJ2なら名将レベルに率いられてこの状態ですからね。得点力は呉屋の稼働率でどうにかなるでしょうけど、失点は増えるので相殺されるのではないでしょうか。

 

18位 ロアッソ熊本

昨季、参入決定戦で戦ったチームですが、大幅ダウンを予想しました。厳しい言い方すると降格もあると思いましたが、チームを軌道に乗せていくためにもここで踏ん張ってほしいという期待を込めています。戦力が抜かれ、厳しい戦いになることは間違いないです。さすがに昨季のメンバーがスペシャルすぎました。そのなかで骨格を再形成できるかだと思います。ここで踏ん張ることができればこのチームで選手が育つという実績のもと若い選手を集められますからね。

 

19位 大宮アルディージャ

資金力があって過大評価されがちのチームでしたが、私も最近の大幅な緊縮予算もあって、残留争いと予想しました。フロント側は昨季の戦いを評価していると思いますが、昨季の戦いで中位以上を踏み入れるのは難しいと考えています。むしろ、戦力流出もあってマイナスになってるような気がします。相馬監督に合う選手を揃えたのは明るい材料ですが、浮上できるほどの材料があったかというと微妙なところです。

 

20位 栃木SC

流出を最小限にし、加入も最小限でしたが、それでよかったのかというのがこの順位にした大きな理由です。流出は少なからずありましたが、それがセンターラインを担う選手だったのでそれがどう出るかですね。攻撃陣についてはあまり変化がないなか、どうやって得点力を上げていけるかが見えにくいんですよね。高萩がフル稼働して、二桁アシストなんかするようであれば好材料になるんですが。動かなかったことが不安なんですよね。

 

21位 ザスパクサツ群馬

こちらも明るい材料はそんなに多くなかった印象をもちました。このチームも得点力アップが課題なんですけど、補強で変えられるかだと思います。あと守備陣も入れ替わったので再構築が必要になってきます。結局のところ昨季並みにできるかというレベルの強化になっているのが不安なんですよね。プラスをもたらす何かがないときついと思います。

 

22位 藤枝MYFC

昇格チームのどちらかが近年の傾向だと残留争い、もしくは降格枠を埋めるという不純な動機もあります。申し訳ないです。このチームもFWの軸が課題になってくるかなと思います。もうひとつ守護神がいわき同様抜かれてるんですよね。チームのスタイルに合いそうな選手を獲得してきたんですが、J3ベスイレの選手が抜けたのは間違いなく痛手になるでしょう。攻守のところでJ2にアジャストできるかが課題だと思います。今のところの評価だとJ3を競り勝っただけでは心許ないんですよね。

 

 

全体的に各チームあっさり書き終わりましたね。3000字超えると思いましたが、そこまではいきませんでした。

これで順位予想は終了となります。何度も書くことになりますが、批判はあって当然だと思います。厳しい予想なんて外れることが多いので、それで燃えてポジティブになれればいいんじゃないでしょうか。どう思うかはそれぞれ異なるでしょうけど。夏の補強を含め、予想できないこともあるのでどうなるかは読めません。思ったより、このチームPOに入れなかったとか、下じゃなかったと予想してから思ってる部分もあります。個人的にはプラマイ3を合格ラインとするなら半数くらいは当てているので、それくらいは当てたいなと思っています。ピタリも出ればうれしいですけど。オフの振り返り、いろんな意味で楽しみです。

明日からはサンガの開幕前特集に入っていきます。