1ヶ月以上ぶりのプレイバックです。原稿はほぼ完成していて、それを手直ししながらまとめるという形にはなっています。

今回から地獄に入っていきます。

 

 

2016年

前年の低迷、さらにはフロントの混乱のなか、サンガとしては強化体制を含めた見直しが迫られます。そんななか、特に稲盛名誉会長直々に湘南の監督(当時)のチョウキジェ氏にアプローチし、新監督就任の期待がかかりましたが、直前で破談となります。このことがサンガにとってもキジェ氏本人にとっても最悪の結末を生むこととなりました。新監督の人選がもつれるなか、石丸が続投となったこのシーズン。

チームとしては大きな入れ替わりとなりましたが、組織的に戦える選手を多く獲得。開幕ダッシュこそ失敗しましたが、GWあたりから骨格が見え始め、その後は大型の連勝を飾れないながらも上位をキープ。しかし、夏場に失速すると、秋口に取り戻しましたが、自動昇格を成し遂げることができず、5位でフィニッシュ。POではセレッソと引き分けたことで昇格がついえます。

回復の兆しが見えたシーズンではありましたが、これが監督当人の功績が中心だったということが次で明らかになってしまいます。

 

 

2017年

地獄の始まり。賛否両論あった石丸を強行解任し、布部を招聘。この2文字書くたびに怒りがこみ上げてきますね。前年、このチームに入った小島(←この名前も書きたくないや)の意に沿うかのように昨季とは全く違う路線で補強を敢行。前線のパワーアップに成功したものの、名古屋で残留に貢献できなかった闘莉王を獲得。新卒で京都橘出身の仙頭、岩崎を迎え入れ、若手とベテランのチーム構造。どこかで見たような。

開幕から、最悪でした。組織の欠片もないサッカーでした。試合後記者会見で泣きつく始末。一度就任させた以上、嫌でも降ろそうとしないフロント。もはやこんな状況では昇格どころではありませんでした。終盤になり、ディフェンスラインを上げることができればわずかに光明が見えるチームにはなりましたが、チームは12位で終了。12位、マシじゃないかと思われがちですが、J2ではこの順位、呪われていて翌年降格する順位ともされていました。

 

 

2018年

前年の低迷を受け、監督交代かと思いきや、布部の続投。さらに初代ミスターサンガで強化部長の野口を追い出し(個人的には納得のクビ)、布部、闘莉王招聘の首謀者である小島が陣頭指揮。3大無能のなかでなぜ布部が嫌われるのか。他の2人(バドゥ、和田)が半年だったのに対し、1年強という長期間指揮をしたことでヘイトを集めたからです。あと、フィジカル(弱化)コーチとしてボスコが入閣。本来であれば叩かれるはずの彼ももはや、同情を集めた監督になりましたね。今井あたりで外国人監督は懲りたとかほざいてて、このザマ。今井と山中って本当に駄目同士なんですが、逆のこと言ってて、同じことしてるような気がするんですよね。

新体制会見の段階で喧嘩腰の新強化部長。開幕から予想通り低迷。そして、事件が起きます、一発目。熊本戦、アディショナルタイムに決勝被弾。サポがブチギレて居残る始末。その際、小島が発した「落ちひん」発言。落ちひんと画像検索するとゲーフラが出る始末w

 

 

その次の試合で布部の「勝負せい」。放送席を和ませる中身ゼロのピッチサイド。この次の試合をもって布部は休養、解任の運びとなります。

 

 

後任もすでに準備されていたボスコ。何よりブースト発動せず苦しい状況は変わらず。降格圏へ。後半戦に入り、好転しないものの、他のチームが上回るダウンぶりで事態は改善。さらに危機感を察知した京セラ本社から、Jリーグ経験者という野見山氏をチームに送り込みます。彼主導で積極補強を展開。そこで獲得したカイオのゴラッソなど、徐々に窮地を脱出し、降格圏は脱出。残留決定後のホーム最終戦で犬にボコられ、またしてもホーム最終戦セレモニーでサポのブチギレる展開に。犬にはガソリン注いでもらって感謝しかありません。

ということで3馬鹿と私が例えましたが、監督・強化部長・社長が揃ってシーズンオフ(←遅すぎるんじゃい)で退任。

 

 

精神衛生上よくないので、2シーズンずつにしていたのを3シーズンにしました。

ここ最近のチームの好調もあり、こうしたトラウマに対して直視できるようになってきました。次回は地獄からの脱出編となりそうです。