前回のポイントを踏まえて、順位予想をやっていきます。

まずはJ1の上位チームの予想です。

 

 

10位以下は私の拙いモザイク加工となっています。下らへん分かってしまうんじゃないかと思います。下位チームの予想は次回に明かすこととします。

それでは各チームの予想の弁です。

 

 

1位 川崎フロンターレ

理由としては昨季予想しなかったことを後悔しているからです。今日の富士フイルムカップを見てると盤石とはいえなさそうですが。戦力の質的な部分、現時点でということを考えると決してトップにあるとは思いません。ただ、このチームの場合、成長性を見越している部分もあるでしょうし、何よりここ数シーズン勝ち慣れているのは大きいです。リーグに限れば勝ち方が分かっているチームが有利かなと考えています。

 

2位 横浜F・マリノス

昨季を見る限りトップ2は抜きんでてるなと思いました。あとは攻撃でどういう形を見せるかとか、勝負どころで決めきるかといった次元まできていると思います。川崎同様、不安がないわけではありません。抜けた選手もいますしね。それでもトップ2を動かさなかったのは戦い方の確立がなされていることですね。

 

3位 浦和レッズ

トップ2に割って入れるだけの戦力を揃えました。個人的な予想としてはトップ3までが優勝争いと見ています。戦い方もよくなってますし、選手も揃えてきました。こちらも前線の火力でやや不安を抱えますが、チームの骨格はできています。じゃあ、差はどこにあるかというと積み上げの部分です。積み上げの差を成長性でカバーすれば優勝までいけるかなと思いますが、そこまで突き上げられるかというと自信はありません。

 

4位 名古屋グランパス

本当は下がる予定でしたが、ダチョウ倶楽部方式(どうぞどうぞ精神)で上がりました。戦力的にはマイナスからスタートでしょう。ハセケン新監督が外国籍選手で殴るサッカーを前任時にはしてたので、殴れるパワーをもってないこのチームにとって不安は大きいです。ただ1点。この監督の場合、初年の成績がいいということ。点をとる手段を確保できればさほど大きな問題は出ないかと。

 

5位 ガンバ大阪

名古屋と一緒です。このチームも上昇は期待できないかなと考えています。カタノサッカーというのはあの規模(大分)だから有効であって、ガンバの規模でもできるかというと微妙だと考えていたからです。チーム組織を妥協しつつ、個人で戦いながら、守備をまとめ上げればこれよりも下にいく可能性は低いかなと。入れ替えは少なかったですけど、戦力的には充実してるかなと思います。

 

6位 鹿島アントラーズ

4位以降はどこも決め手に欠けるなと思います。常に主力を揃えたらトップ3に匹敵するチームでしょう。しかし、後ろの層が薄いですね。あとはヴァイラー監督の入国が見通せないのもマイナスです。おそらく、やってることのベースは変わらないと思うんですけど、やはり昨季の徳島みたいに混乱はあると思うんですね。この2点のマイナスが大きいですね。

 

7位 FC東京

ミクシィ元年。もっと補強すると思ってました。今の戦力でやれるという見通しなんでしょうけど、個人的にこのチームが額面通りもしくはそれより上にいききれないのは選手の意識もあるのかなと思ってます。それを変えるには戦力を入れ替えを示唆して、選手の危機を煽ることも手段だと思ってます。浦和がそのパターンで芽が出つつありますから。アルベル監督になってサッカーは変わるというのはプラスですけど、選手の意識、あとはアルベル監督がどれだけリアリストに徹するかです。新潟で昇格までたどり着けなかったのは監督の力量なのか、戦力の問題なのか。結局のところ、選手も監督もなぜ突き上げきれないのか、問われるシーズンになると思います。

 

8位 セレッソ大阪

抜けた選手もいますけど、補強もおおよそできてますから問題は少ないかと思います。少なくとも海外移籍に関しては。逆にいうと国内流出組、特に藤田のところがどう計算されてるのか、疑問に思ったからです。ボランチのところがうまくいかないとサッカーというのは成立しません。まだクビになってなければ強化部に野口がいるはずです。サンガにいたときの強化体制とやってることが似ているというか。監督の人選、ボランチの軽視、変な言い回しの強化部の言い分。さすがにそこまでやらかすほど体力のないチームではないんですけど。小菊監督がこの編成での最適解を見つけられるかです。

 

9位 ヴィッセル神戸

最初は7位ガンバで仲良く関西勢並んでもらってたんですけど、さすがに違和感あったので変えました。メンバーとしてはさほど悪くはないと思います。ただ、ACLを含めて戦うなかで選手の総量が足りないかと。走ることを重視していますが、最後決め手になるのは個人で違いをつくれる選手であって、うまく回転させられるかですね。去年がうまくいきすぎたので、今年は控えめに予想しとくのが妥当かと。

 

 

まずは上位9チームを終えました。4位以下にもかかわらず、ネガティブコメントを連発してますね。下位は下位で駄目、もしくはいっても限界だというチームになってきます。