結論中途半端な采配がこういう結果を産んだ。しょうがない。監督の采配ミスもあるし選手にも責任がある。こんな状態で上がっても意味がないしこれを期にもっと強くなってほしい。
 前回の試合は仕方ない部分もあった。でも今回は明らかに違う。ここ最近の不調の原因を挙げてみる。
1 監督の単調な采配
 1枚目は田原orアンドレ、2枚目は倉貫or渡邉、3枚目は中払という固定されている。しかも選手の適正を十分に生かした采配とはいえずあまり結果も出ていない。昨日のような守りきりたい試合で中払投入という素人でもやらない戦術をとってしまった。しかもいつも3枚目のカードが遅い。中払は5分で存在を出せる選手ではない。長い時間タフにプレーしてこその中払である。点を取りたいときディフェンダー投入パワープレー発動ということもないし拙さが出ている。どういう意図で投入しているのかが分からない。去年のワールドカップでジーコもピッチ内の選手と考える意図が違いそれが敗因につながったということもある。自分の意図を示すためにもちゃんと選手交代を行ってほしい。

2 選手の疲労
 最近運動量も少ないし出足も一歩遅れている。試合を観ても明らかなのが選手達の疲労。私もKBSオンリーなので試合を観る回数は少ないのだが前回を見て思ったのが倉貫が消えていることだった。で、今回渡邉を入れたのだが全く効果はなかったようだ。中盤の選手の疲労の原因には低いラインのせいにある。監督が序盤から裏をとられないようにという指示を出しているため選手達も必然的にラインを下げてしまうのだ。それにしてもセンターバックの2人は裏をケアする能力に乏しいので疲労の多いサイドバックへの負担となってしまう。

 この2点が最大の原因ではないだろうか。今季全体を見ても運動量が足りない。それが自分達を苦しめている。同じ選手を使い続ける弱みのひとつがでている。サテライトの選手も何が足りないのかということを早く理解してトップを驚かす存在となってほしい。現実的にいうとサテメンでは力不足もある。
 最後にこのままでいいのかということもっと考えてほしい。選手にもスタッフにもフロントにも。このままで昇格しても今の横浜FCよりも酷い結果になると思う。このまま昇格しても駄目だ。ましてや昇格できないかもしれないという危機感をもっともたないといけない。何回も同じ警告を発しているのだがまだ気付いていないような気がする。