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 サンガは大宮と対戦し1-1で引き分けた。福岡が勝ったため勝ち点で並ばれ得失点差で圧倒的不利なサンガは17位に転落。C大阪も引き分けたためボトム3泥仕合は更に激しくなりそうだ。
 サンガはこの試合勝つ要素がなかったといえる。それはなぜか。はっきりいいうけど根本的な部分が全く解決されていない。変わったのは気迫だけ。パス回しの精度の悪さもセットプレー時のマークの甘さも球際の弱さも全く変わっていない。気迫だけで同点に追いついたようなものである。
 まず大悟にやられるだけやられた。おそらくワンボランチ、3バックにしたためそこらへんのマークがうまくいかなかった。石井も斉藤も機能せずおそらく次節から2人に戻すかと思われる。博貴も前が向けずパウと動きが重なってしまい全く機能しなかった。やはりパウの不調が攻撃の手段を減らしてしまう。最終的にはパウ頼みの面が多かったからパウがいない、あるいは調子が悪いときサンガは為す術がなかった。それは去年のときからそう。去年パウ抜きでやっていたときにそれなりにできていたのだがそれでも足りない部分が多かった。今日の博貴だったら林を入れた方がマシ。博貴もパスセンス、シュートの精度には定評があるだけに動きや意識をもっと工夫ができたらいいと思う。
 現実残り8試合。いきなり計上が狂ってしまった。あんたらガンバやフロンターレに勝てると思っているのか。そんな甘い計算でやっていたらこの先勝ち点が積み重ねられない。ボトム3の他の2チームも自動降格は嫌だと必死にもがきここ2試合はいい試合をやっているし勝ち点を積み重ねている。でもサンガは他の2チームより3倍いやもっと頑張らないといけない。その理由としてはサンガが監督交代が一番遅く戦術浸透もできていない。ましてやまだチームの方向性も見えてこない。そしてもう一つの理由が得失点差で不利であるということだ。他の2チームと同じ歩調でやっていても結果は見えてこない。他のチーム以上の気持ちをもちやっていかないと17位どころか最下位になってしまう。何回ミスってんだ。しかも京セラが今季もJ2だったらスポンサー撤退していた=来季J2ならスポンサー撤退の危機にある=チーム解散の危機ということだ。チームがなくなるのかそれとも残留だったらどちらを選ぶのだろうか。それは勿論残留を目指し一生懸命戦うだろう。それくらいの危機にあるし今年は何があっても降格はあってはならないと思っている。