ブログにご訪問ありがとうございます。
癒しの手 夢 の まさよ です。
コロナで濃厚接触者となった方の自宅待機が終わり、
久しぶりに施術にお越しになりました。
この方
初めの頃は、随分コリと疲れが、溜まっていて
流れも悪く、ガッチガチでした。
施術は
足の指、手の指などにホツマ文字を書き、
全身に 押圧→流す→押圧→流す を一時間ほど繰り返し、ようやく流れ出す状態で、
身体のコリを取っても取っても、
また身体に貯めて来られました。
それでも、通って来てくださるうちに、
ユルユルと流れ始める身体に変化し、
身体が感じ始め、
とても感度の良い身体へと変化して行きました。
ですが、
コロナの濃厚接触者(家族が陽性)になり、
自宅待機となり、
家で家族と過ごしつつも、
各自が出来るだけ顔を合わせないよう、接触しないように、
一人ひとり
部屋から出ないように過ごし、
もちろん
食事も、そっと作り、
家族は出来た物を、各自部屋に持って入り個食(孤食)。
お茶碗は各自で洗い、
いっさいの接触を避けた生活だったそうです。
『誰とも話せない10日間は、本当に苦痛だった。もう二度と無理！！』
孤独な毎日を10日間も過ごすのは、本当に大変だったようで
精神的に参ったご様子で、
気持ちだけでなく、ダメージは身体にも及ぼしました。
ジッと部屋で過ごし、動いていないので、コリや痛みは無いのですが、
換気の為に窓を開け放した部屋で過ごしたせいか、
身体は冷え切り
あんなに感度の良くなっていた身体は、無反応。
土管に土が詰まった様な感じと言うか、
土人形を触っている様な感触でした。
家族と過ごしながらも、
いっさいの接触を禁止、孤独な毎日は
こんなにもメンタルを落ち込ませ、
身体にもダメージを及ぼすのですね。
自覚症状がない。
押されても、身体が感じない。
身体が冷えているのも感じない。
血流が滞っているのも感じない。
★異常を感じない身体になっていました。
完全に 気詰まり 状態です。
施術は
押圧→流す→押圧→流すの繰り返し。
とても時間がかかりました。
一時間を超えたあたりから
ようやく、肉体の感覚が土から、肉体に変わり
血流が良くなり、巡りはじめました。
軽い！！
ジンジンしてきた！！
押されるのが解る！！
腕から流れる！！
足先から流れる！！
足がら、頭までからだが繋がった！！
ようやく、
感じる身体に戻ってきました。
・・・野口晴哉『晴妙妙』書より・・
人間の身体はどこかが毀れたいる。
そしてそれを、絶えずどこかで治している。
毀したリ治してりしながら生きているのである。
だから、治っているから健康であるとか、
毀れているから病気であるとの区分はつけられない。
すり傷はヒリヒリ痛む、
しかし強い打ち身は痛みを感じないで、
後になって大きな変動の元となる。
癌にしても、肝硬変にしても、脳溢血にしても、
皆その間際まで自覚症状がないが、
それを、倒れる直前まで健康だったと言えるだろうか。
私は多くの人々に活元運動を奨めてきたが、
その目的は身体を整える事であって、
病気が治ったり、病気にならなくなったりすることではない。
異常を敏感に感じて素早く対応できる体にすることであり、
弾力のある体の状態を保とうとする働きを活発にすることを言うのである。
「健康とは病気にならないこと」という観念から脱却すべきだ。
・・・・・・・・・・
・上記の野口晴哉先生の言葉を、とても大事にしています。
・今回の施術も良い勉強になりました。
押圧の画像・・お客様はこの方ではありません。m(_ _)m
最後まで読んで頂けたら、幸いです。
ありがとう。
感謝します。
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