皆様こんばんは。 早楽楽です。
今日のブログタイトルは、クサイセリフのようですが・・・
ある二人の指導者のお話しです。
二人は、ある下の者からの要求に「NO」という返事をしました。
NOと言うのは、言う方も勇気がいると思いますが、
受け止めるのもつらいものです。
ですが、二人の指導者のNOの言い方(伝え方)は違っていました。
一方の指導者は、NOの理由とともに、YESの条件を伝えました。
もう片方の指導者は、ただNOと言うだけでした。
その後、下の者はどうしたか・・・
NOの理由とYESの条件を伝えてくれた指導者には、
条件をクリアできるようにがんばろう!
と前向きな気持ちになれたのですが、
NOとだけ言われた指導者には、
自分を否定されたような気持になり、
もう、いいや
だって、何していいかわかんないんだもん
という気持ちになりました。
私、以前、とあるコールセンターでお仕事をしていたことがあるのですが、
そこでは
「お客様を待たせるときは、必ず理由と待ってもらう時間を伝えること」
が、お約束となっていました。
なぜそれがお約束になっていたかと言うと、
待たせる理由が伝えてもらわないと、お客様が不安になるからです。
例えば、上司に確認しないと答えられない電話の内容だったときに、
「確認して折り返します」と言われるのと、
「申し訳ございません。私では、即答できかねる内容ですので、10分ほどお時間を頂戴して、上の者に確認してからお答えしてもよろしいでしょうか」と言われるのと、
どちらがいいでしょうか?
「確認して折り返します」だけだと、
相手によっては「そんなことも答えられないの?」となるかもしれません。
ですが、「私では即答できかねる」と言われると、
「この人には答えるがな権限がないのかな?」と思ってもらえると思います。
相手にとって不都合なことを伝える場合は、必ず理由を伝える
ちょっとしたことですが、人間関係を左右するくらい大事なことだと思います。