ヨガの瞑想で自分の心を解放する

日本のヨガと違って、本場のインドのヨガでは、ポーズより瞑想です。
 
私自身は、両方やっているので言えますが、体を動かしてすっきりというレベルよりも瞑想の方が精神的にはプラスですし、瞑想だけの動かない修行よりは体を動かした方が健康的です。
 
つまりは、両方のヨガの要素は、両輪のようなもので、片方が欠けたところで同じ場所をぐるぐる回るだけと思います。
 
ただ、事実として体を動かすヨガは、心を動かすヨガに比べると表面的で、深い精神性には全く役に立ちません。
 
今のようにストレスが多い社会では、正直にいうと瞑想を主として体を動かすヨガは補助的な方が理想的です。
 
実際、社会的、人間関係的なストレスが体を動かした爽快感で拭えることはないでしょう。
 
一時的なその場しのぎです。
 

瞑想によるストレスの除去

ヨガの瞑想の優れているポイントは、その昔、すでに多くのヨガ行者が人の心の仕組みや習性、行動、そして、可能性や使い方を残していることです。
 
つまるところ、私たちが感じる精神的なストレスやトラウマの正体を知り、それをどうすれば破壊できるかをすでに残していることです。
 
また、心の動きと体のつながりも示唆しているので、姿勢を正すことや呼吸を止めることで心の動きを止める、もしくはスピードを遅くすることができることも教えています。
 
私自身、心のスピードが速いと感じた時は、呼吸を止めて体のセンターを意識してあらだを整えてブレーキをかけます。
 
そして、自分がハマっている沼の原因となる精神的な問題を発見して、それを破壊する作業をします。
 
私は、このヨガの知恵を学んで初めて、ヨガの最高神が破壊神であることに納得したほどです。
 
内的ストレスやトラウマは、破壊して、無に記することが可能だと知るまでは、ひたすら苦しみ、自分自身から逃れられない宿命を呪っていましたが、心の扱いを学べば、まるで粘土細工のように簡単に心の形状を変えて問題を解決できました。
 
まぁ、問題としては自分の心が軽くなるだけで、他人が変わるわけではないことかもしれませんが。
 
それでも、自分の精神的な余裕が生まれると、対人関係でも他の可能性が見えてくるのは確かです。
 

ヨガの瞑想は心の具体的な使い方

多くの瞑想法は、呼吸を整えて姿勢を整えて、心を鎮めるというものです。
 
それは、調身、調息、調心の3つのキーワードで表現されます。
 
しかし、10代の頃の私には、姿勢を正して、腹式呼吸を行なっても、心を調えるやり方がよくわかりませんでした。
 
いくら行なっても、なんとなく、という程度で、明確に深い瞑想の状態に自分が入っているかどうかもわかりません。
 
基準が見えないんですよね。
 
この問題を解決できたのが、心を直接扱う方法でした。
 
心とは、まるで手足のように、それよりも自在に動かすことができるものです。
 
そして、動かすことができれば、止めることも、同じように可能です。
 
普通は、勝手に動く心で苦しむのですが、自分の意思で動かせるようになると逆に止めることができるのは興味深いです。
 
嫌いな人が目の前にいないのにストレスを感じる、過去のことで過ぎ去った事実なのにまだ心が痛いなどは、心が勝手に動く一例です。
 
そして、これは誰にでも可能です。
 
しかも、きちんと学べば数日でできることを実感するでしょう。
 

ヨガの瞑想を始めたい場合、手始めに

ヨガの瞑想の効果を知りたければ、まずはヨーガスートラを読むことをお勧めします。
 
一般的に販売されているものでもいいのですが、実際に心を動かせるようになっている人が解釈したものが理想的ですよね。
 
もし、知的な理解から始めたい方には、無料で配布しているPDFファイルをお勧めします。
 

 

 

体験的に理解したい方は、有料ですがその価値はある動画講座をお勧めします。

 

 

 

 

 

両方とも、同じ製品です。

 

少なくとも、心を物理的に広がるという、瞑想ではかなり難しい現象を30分で学べるようにデザインしています。

 

この延長線上に、調心のさらに深いレベルの経験が待っています。