多くの人に指導してきた経験で面白い現象に出会いました。

 

少なくない人が、心の奥底で「自分は幸せになってはいけない」という意思を秘めていたのです。

 

幸せとは、一時的で失いやすいものだという先入観ですね、その根本理由は。

 

つまり、一時期幸せになって失うぐらいなら、ずっと安定して不幸のほうがまだましという発想のようです。

 

あぁ、そういうのもあるかもしれないですね、とは思いましたが、おそらく幸せという感覚、もしくは概念に対する考え方を改めれば、その状況は劇的に変わります。

 

周囲の環境や人間関係に依存した幸せは、失われがちですが、自分の意思に起因する幸せは自分次第です。

 

幸せに条件付けをやめると、それは簡単に手に入ります。

 

面白いですよね、人の心の力は。

 

つまるところ、不幸になるための心の働きを止めると、少なくともニュートラルにはなります。

 

そこはヨガの領分です。

 

まずは、瞑想から始めましょう。

 

体の動きは、そのあとでも十分です。