バガヴァッド・ギーター (岩波文庫)
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私は普通のヨガ教室もやっていて、指導したいという人には必ずさらっと読んでもらっている本です。
ただ、人物関係図とか、そんなの考えたらややこしいので、主人公とバガヴァッドの会話だけを読んでもらえればいいと思っています。
平たく言うと、大掛かりな親戚同士の戦争で、その有様を見てへこんだ主人公アルジュナがバガヴァッドにすがってヨガの教えを受けるというもの。
ただ、この岩波版は、かなり文章が読みにくいので、ほかの本を取り合えず立ち読みしてからご自分の判断で購入してください。
読む価値はあると思うので、古本関係で検索してもいいでしょう。
ヨガの概念というか、ヨガが人という存在をどのように分類?もしくは構成していると考えているか、ということが分かるので。
あと、シュタイナーが好きな人にはこれもいいですね。
私はあまりシュタイナーに共感はしませんでしたが、好きな人はかなりはまってしまい、子供の教育をシュタイナーの学校で受けさせたりしているようです。
正直、自分が子供だったら「まじかよ」と思うと思いますが。
親が決めた教育とか、マジで無理ですよ。
親が行けというから仕方なく大学はいったけれど、本音は大学は行きたくなかったですが、仏教思想とか、好きなことはできたからいいんですけどね。
インド思想史は結構面白かったですよ。
ヨガを学ぶ人は、肉体派か、私みたいな瞑想系に偏りがちなので、良い本を読んで理知的な面も探求すべきでしょう。
右脳的な面と左脳的な面のバランスは重要です。