JACK画伯のパステル絵日記

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笛吹いたり、作曲したり、打楽器つくったり、絵描いたりいろいろしてます

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★エコスタイルケーナ(竹笛)とは、電気工具、機材など使わず人力で製作を行う、

 地球にやさしく、手作り感あふれる「ケーナ(竹笛)」です。 

 この記事上では、製作にあたって、気が付いた点や、みなさんと共有したい情報を掲載

 したいとおもっております。


 たまにこのページで更新していきたいと思います。



 今回の掲載する作品はG完ケーナです。

 全長38㎝

 内径18㎜

 外形24㎜

 となってます。





★製作場所は、群馬県高崎市のマイナスイオンたっぷりの緑に囲まれた街でケーナづくりを

しています♪



★準備するものは・・・・



・ケーナ材 女竹 

加藤竹材店さんから仕入れさせていただいてます。

・青い部分(乾燥が十分でない竹)が残っている竹は、火であぶって水分を飛ばしてあげます。 



・ケーナ内部のバリ掃除をするためのころのよい棒です。



道端で拾いました(*^_^*)



・最終工程で必要な油です。

ケーナに塗布してあげます。

艶が出て綺麗な感じに仕上がります♪


油の種類は、えごま油(じゅうねん油)やクルミ油を使用します。

ニス等は使用しません、。







・竹棒です    


 ・定規です



・錐です 


・紙やすりです



・ねずみ錐です(6㎜)               


・以前は、電機ドリルを使用していましたが、歩留りが多すぎるため、いろいろ参考にさせていただいた

 結果このねずみ錐を使用ことにしました。


 竹は繊細なので、ゆっくり丁寧に切削することをおすすめします。




・のこぎりです。(竹切削用です)



・各種やすりです。  



 ・ナイフです。


・チューナー

今回の作品は441Hzを狙って作成しました。




・七輪 

 シャフトを熱するために使用します。



・シャフトです。φ5㎜、8㎜ 10㎜ 用意しました。

・シャフトを火であぶり、指孔をあけます。



★作業工程



 

・女竹材を全長38㎝に切断します。


・切断面のエッジをやすりで削り滑らかにします。


 

・吹き口を各種やすりを使用し仕上げます。

(後日、吹き口について掲載いたします。)




・管尻を開けます。φ8㎜のシャフトで開けました。


 シャフトは大量にある試作ケーナ竹材を燃やしその火であぶりました。


 どんなケーナも無駄にしたくないですね(*^_^*)




 G(ソ)の音が出るようにします。 


 管尻の大きさに次第でピッチが変わります。 大きくすればするごど、全体のピッチも変わります。


 もちろん全長の長さも影響します。




 


・指孔をあけます。先ず、ねずみ錐(φ6㎜)で開けます。



・次に火で熱したシャフト(φ8㎜)で穴をあけます。下から一番目の穴と、下から三番目の穴は

 (φ8㎜)にしました。


・その他の指穴(後ろ穴をのぞく)は(φ10㎜)で穴をあけています。



・指孔周辺が黒く焦げているので、綺麗にするため、




・ナイフやヤスリ(紙やすり)


で綺麗に仕上げます。


また、ケーナを吹いて一音一音、ピッチを調べます。ピッチが低い場合は指穴の上部を削り

って調整します。


最初は指孔は小さ目につくり、ひとつひとつ微調整しながら、穴の大きさをあけていきます。



 

・うしろ穴をお開けます(φ3.5㎜)

・錐で開け丸棒ヤスリで仕上げます。





・竹棒で、歌口面をこすります。光沢が生まれるまでこすり続けます。




・竹棒で指穴の面取りをして、エッジを滑らかにします。



・拾ってきた管穴にフィットするような棒で内部をこすり続けます。バリも取れ、内部には光沢が生まれます。



・油(えごま油[じゅねん油])を塗ります。