2014年のものですが、興味深い記事を見つけたのでシェアしますニコニコ

「膨大な課題をいかに乗り切るか。。 IBで成功する子どもの7つの資質」

 

https://globaledu.jp/international-baccalaureate-4-6566.html/2

 

 

 

この記事にあるように、IBの学習内容は高度で多岐で多量であることからドロップアウトするお子さんも多いです。

実際、ネイティブだけどDPが取れなくて留年した下子のクラスメートも複数います。

オーストラリアにいた時の夫の会社の社長の娘さん(オージー)は在籍高校で奨学生だったのですが、フランス語の単位が取れなくてDPを取れませんでした。。

 

記事では7つの資質があげられているのですが、7つめの「資質」として、「親といい距離感を保っている」とありました照れ

 

記事の抜粋です。

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「IBの求める学習者像」は学習者がその活動を通して自らを育成していかなければ得られない人間像となっています。 ですから「宿題は済んだの?」「ゲームはやめて早く勉強しなさい」などと親が口をはさむような状況や、宿題や課題にアドバイスを超えた批評や手直しを行うような状況では、この「学習者像」をはぐくむことはできません。 

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「母と子の受験」と言われた中学受験で、上子は実に従順に私の言うことを聞いてくれ、本当に期待に応えてくれましたおねがい 塾の宿題の管理だけでなく、問題を作ったり英文法を教えたり、とにかく私は自分自身の受験かのように子どもの勉強に関わり、すべてをコントロールしましたびっくり 

 

中学での激しい反抗期を機に親としての自分の在り方を大反省した私はそれ以降、できるだけ子どもの主体性を尊重するように心がけ、その後子ども達に一度も「勉強しろ」と言ったことはありません。

(上子とのそれはそれは激しい3年を超える反抗期の物語はまた機会があったら書きたいと思いますえー

中学受験の時は子どもの代わりに運転していた私ですが、IBではナビ役に徹しました。 

 

IBは2年間かけ膨大な課題をみっちりと学ぶプログラムです。 ですが2年間いつも全力投球で勉強に向かうことは難しいです。 下子も見ていて「うーーん、、、、」と思うような姿を見せる時もありました。 


悩み事がはっきりしていたり親に話しやすいことだったら、下子は自ら私に相談してきました。 子どもが壁にぶち当たった時、私はいつもD・カーネギーの著書「道は開ける」から悩みを解決するための3ステップを子どもに紹介し、下子のほとんどの悩みはそれで消えていきました。 

 

D・カーネギー曰く、悩みがある時は、

 

1.「起こりうる最悪の事態は何か」と自問すること

2.やむをえない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること

3.それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力すること

 

そしてその考えは私にとっても、とても助けになりますおねがい 子どもが勉強に身が入らなくて私が心配な時、私は

 

1.子どもが勉強しなくて起こりうる最悪の事態は次の課題やテストの点数が芳しくないことぐらいでそれは私の悩み事ではないかも。。 

2.子どもの問題なんだから成績が悪くても私は受け入れよう。

3.何か勉強に身が入らない心配ごとがあるのかもしれない。 私に話せないような状況なんだったらなるべく話しやすいようなムードを作ろう。

 

この3ステップ思考で考えました。 この思考のすごいところは、子どもに「勉強しなくていいの?」と口から出そうになった言葉をむりやり飲み込むのではなく、自然にその言葉が自分の中から消えていくことなんです。 私にできることは、子どもが相談できるような雰囲気作りであり、「勉強しなさい」って言葉ではないと納得できましたニコニコ

 

そして下子が勉強に身が入らない時は、必ずなにか理由があって、心の中にあるそれを私と話すことで解消させたら、いつも自分のあるべき姿に戻っていきました照れ

 

D・カーネギーのこの教えは国際バカロレア(IB)で勉強する子どもを支える親だけでなく、すべての親御さん、ひいてはお子さんたちの幸せにつながるすばらしいものではないかなって思いますおねがい