今日飛び込んできた紫りらちゃんが休演されるとのニュースに、ただただ驚いて、とっても心配しています。
大丈夫でしょうか。どうかどうか無理なさらず、ご自身を愛して大切に大切になさって、回復されますようにと、願うばかりです。
お大事になさってください。
星娘は、紫りらちゃんがいなきゃさみしいです!
待ってます!!
日曜日に星組観劇へ行ってきました。
「記憶にございません」は、
初日近くに観劇した頃よりも、はるかにテンポよく、作品自体は細切れの場面展開なのですが、そのひとつひとつに軽さや重さの比重が明確となり、とても入り込みやすい作品に磨きがかかっていました。
ベテラン勢のみなさんが、大切な"情"の部分を担っているところが、(大きなストーリー展開のないこの作品にとっては)要となり、際立ち。
田原坂46は、めちゃんこ可愛すぎる!!
このままCDや写真集が出せそうなクオリティだし、"選挙に行こう"は、ほんとに今の日本の選挙ソングとして流してもよいのではないでしょうか。
七夕とかお正月とか、ひなまつりの曲があるように、選挙の曲として…。どう?
紅咲ちゃんのアイドル感、すごいです。
"記憶にございません"は、先ほども書いたとおり、特段大きな事件や起承転結はないのですが、
何が面白いって、
みなさんが真面目に生きてる、
人と人との間、ズレ、すれ違い、ぶつかり合い、
駆け引き、譲歩、諦め…
生きているとこんなことをあらゆる場面で、誰もがやっている、これらのことが、
糸がもつれるかのように作品の中で展開していく…
それが面白い。
そして、星組のみなさんが、
笑かしてこないところが、
面白い。
変な言葉遊びや、ふざけたことなんてひとつも言わない星組さんの、"役になりきって生きるが基本"に徹しておられるところに脱帽です。
これは、紅イズムに違いない。
紅イズムだ!!
もちろん
奇抜な容姿の人、たくさんいます。
でも、笑かさないでひたすら真面目にやってる。
それが、そんな人いるよね!に繋がって…必要以上の親近感に変化し、面白さだけでなく、いつしか愛着さえ湧いてくる。
そんな不思議な空気感のお芝居です。
極美さんの役が、初日過ぎた頃はまだ不安定さがあり、大丈夫かなと心配になる影の薄さでしたが、公演も中日を過ぎ、一匹狼として腹を括った感じが個性となり、存在感が増していたので安心しました。
小桜ほのかちゃんの、与えられた短時間で、きちんと黒田総理との関係性、さらに自身の役割、さらにさらに自身の心の中まで明確に体現する演技力。素晴らしいです。そして、ちゃんとチャーミングで瑞々しさがあるところが、この人最大の魅力。
ひろ香祐さんはねー、もうね、抱きしめたい!!
ビジュアル以上に、この友情物語を何回も見たくなる!!愛おしい。
ただ、この作品でひとつもったいないのが、大希颯くんを持て余してる。ストーリーに絡むのが原作同様、最初と最後だけなので(舞台では北海道シーンがありますが)、分かりにくいといえば、分かりにくいんだけれども、もう少しクリアにこの人物の個性と作品に与える"こういうタイプの台風みたいな人いるよね"感が、分かりやすく浮き立てばよいのになぁと、思います。
大希くん、がんばっ!!
ショーのことも書きたいのですが、
少し長くなったので、ひとまずここまでで…
続きはのちほど。