先週のこと
シアタードラマシティへ
暁千星主演の
星組「夜明けの光芒」を観劇。
アリちゃん、素晴らしかった!
星組の層の厚さがとても見応えのある作品を作り上げていました。
ピップ@アリちゃん(暁千星)
異次元レベルの頭身にまず見惚れます。
所作が男っぽく、野太さを持ちながらも、青年感と青年が迷い込む弱さみたいなものが、きれいに浮かび上がり、ほんっとアリちゃん最強だな。
闇/ドラムル@華音ちゃんは、二役!!
アリちゃんを支配しながら苦しめる役
おぉぉ〜こういうのも似合うのか!!
黒が似合う!
登場すると緊張感が走る存在。
いい!
ギラっとした天飛華音のたくらみは最高です。
ただ、ナレ死なのです。
朝ドラで一番ブーイング起こるやつです。
そんな終わり方ではありますが、
華音ちゃんの存在が、ピップを悩ませ、影を落としてゆくというのが、嬉しくて嬉しくて…
フィナーレの闇の一場面を率いておられるお姿に、感無量です!!
エステラ@るりはなちゃん(瑠璃花夏)ヒロインおめでとう♪
柳生忍法帖では心が人形なヒロインを好演していたので、今回も任かなと思っていましたが、
その予想とは少し違い、
語りの中に出てくる高慢ちきな女性というよりは、世間と隔離され、幽閉されたことにより、態度とは裏腹に、心の奥底では、心細く怯えている、そんな女性でした。
もーねぇ〜とにかく、
アリちゃんとるりはなちゃんの並びが美しいのデス。
一幕ラストのダンスシーンでは、まさに絵画のようでした。
ほんと綺麗でした。
二幕ラストの光芒に包まれる並びも綺麗でしたし、そこから繋がるデュエダンも絵画でした。
るりはなちゃんは華奢で線は細いですが、存在に母性があるので、大恋愛ものの悲劇作品にはもってこいの娘役さんだと私は思いました。
モリー@紫りら
キーパーソンのひとり。常に緊迫した空気を纏う難役が見事な名演。
ミスハヴィジャム@七星美妃
立ち姿、座り姿、空気感に廃墟感があり、佇まいだけで景色を作り上げた、こちらも見事な名演。
ビデイ@綾音美蘭
これは、難しいお役。ピップとの友情と、家族的な要素、そしてジョーと結ばれる。
短時間のこの芝居の中では、ビディが1番不自然に見えてしまう感があり、難しいお役だったなぁと。
ジョー@美稀千種
ジョーとピップの間にだけは、偽りがない。
ここがこの作品の希望の光。
ジャガーズ@朝水りょう
イケメンをイケメンにしないように、
そう、今回は胡散臭い感じが求められているので
わざとですよね、不気味で怪しげなカツラを…
イケおじにならない工夫が随所に…
隠せないほどのイケメンを隠した…
そんな朝水さんがすごいなと。
ジョージアナ@澪乃桜季
ピップの姉、姉御肌と下町感が板につき、存在感抜群。
少年ピップ@藍羽ひより
かわいー!
少女エステラ@乙華菜乃
かわいー!
2人してフィナーレパレードで
ずっと中央で遊んでいる演出もまた可愛すぎ。
碧音斗和くんの、闇のダンサーの動き、綺麗だったなぁ。