徒然にひとりごと〜とある物語第六章の1 | 徒然なるままに〜今日も地球のどこかで〜

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タロットカード、ルーン文字からのメッセージをお伝えします。
精霊からのメッセージもお伝えします。
座右の銘:『占いは、神聖なギャンブル』

徒然にひとりごと





物語1
ザギとイークは、ポーに乗って、ひと足先に西の国にたどり着いていた。
イークは、初めて見る西の国の賑わい、色々な人種、ざわめき、匂い、風…馬、ラクダ…
ただ驚いていた。
ジャンガドとは、全く違う、喧騒!
「ザギ…ここは…凄いね。」
ザギは、西の国の入口に近い所にある小さな店に入っていった。
「ザギ、ここは?」
「私の店だよ」
あのオアシスにあった店より、少し大きかった。
色々なものが雑多に置いてあった。
「イーク、店を開ける準備をするから」と
イークを促して、店の掃除を始めた。
イークは、なぜか、ザギの屈託を感じていた。
『ザギ…何か、あるのだろうか?』
店の裏にもう一部屋あって、小さな階段を登ると2階にも小さな部屋があった。
「ザギ、キーイー達は、いつ頃、くるのかな?」
「あと、2、3日だろうよ」


物語2
キーイーとディルは砂漠を歩いていた。
オアシスから歩いて砂漠をまる1日進んだところで、小さなオアシスに行き着いた。
そこで、西の国から商品を買って、東へ向かっているキャラバンと出会った。
そこで、キーイーは、ラクダを1頭買って、ディルと、ラクダで西の国に向かった。
景色はだんだん変化していった。
ずっと砂漠だったが、やがて、低い木や草が少しずつ増えていった。
そのうち、湿った空気や風に変わると
ほんの少し雨がパラパラと振る様になった。
ディルが、
「水のにおいがする」と
鼻をヒクヒクさせた。

…………
続きます。


では、また🖐

📝🍵