高校3年生まで場面緘黙症
今は言語聴覚士として小児療育に携わる、とわと申します

今日は久しぶりに仕事のお話です
コロナが流行り始めて、社会全体の在り方が変化していますが
発達障害の療育現場もまた変化を求められています
コロナにより変化した、小児リハの現状を少し記しておきます

まず第一に、消毒、消毒、消毒
我が職場の1日は、消毒を中心に動いていると言っても
過言ではありません
療育施設には、とっても沢山の設備、備品があります

PTさんが使う歩行器や車椅子
OTさんが使うトランポリンや滑り台、文房具や食具
そしてSTが使う沢山の玩具やカード、パズル…などなど
挙げればきりがないくらい
お子さんが楽しく療育するための道具に溢れているのです
そして、その道具を使いにやって来る
毎日たくさんのお子さん達



一人一人使う道具はちがいます

その子に必要な教材を、その都度見極めてリハを行いますから
その全ての道具に必要なのが…
消毒、消毒、消毒
です
もちろんコロナ禍以前から、
日々の掃除や消毒は業務内で時間を作り行っていました
しかしコロナ以降、それにかける時間と神経が
500倍くらいに増えました
もちろん感染対策としての消毒は大切なのですが
リハとリハの間の短い5〜10分を全て消毒に充ててしまうので…
親御さんとゆっくりお話する時間がない

以前は自分の休憩時間であるその5〜10分を、
リハ後の親御さんと少しでも長く話す時間に充てたり
次のリハの子を早めに迎えに行って、ゆっくり雑談をしたり
そんな時間が私にとってすごく大事なものでした
しかし、今はとにかく時間通りにリハを終わらせて
きっちり消毒することが求められるので
そこにばかり意識が行ってしまい、親御さんやお子さんとしっかり関われないな〜という感覚があります
さらに、リハビリスタッフは皆、
マスク+保護メガネで完全防備をしてリハを行っています
つまり、子供からすれば先生の表情が見えない
これって、STにとっては本当に致命的です
発音やコミュニケーション指導を行う上で、口型や目線、ちょっとした表情変化を子どもさんに見せることが仕事の基本なのに
眼鏡とマスクでそれが制限されたら、やりたい療育ができない

フェイスシールドを使うこともありますが、
お子さんによってはプラスチックが気になってしまい、逆に注目が得られにくくなります

今は世の中みんなマスクが必需品の時代ですので、
マスクをつけた生活の中でのコミュニケーション力を育むことも大切だとは思いますが…
ASDのお子さん達には、小さい頃から、
相手の生の表情や視線に注目する機会を作ってあげたい
どうしていけばいいのか
そんな葛藤を抱えながら働いています
コロナが落ち着いた頃、いったいどんな社会になっているのか
リハビリの在り方がどう変わっていくのか
心配ばかりですが、お子さんはいつも変わらず可愛いので
出来ることを模索している今日この頃です











