2004年12月,出会ってから1年。野球のシーズンオフが来てしまい,春まで彼に会えないのでは,とおそれて,果敢にも彼にどうしたら会ってくれる?と聞いたところなんともつれない返事。でも今度の土曜日午後で6時くらいまでならいいよと珍しくよい返事。



小躍りするほど喜びました。

でも,何をするかが決まらない。だって,映画も人と見たくないとかいうし。

試しに鎌倉に行きたいと言ってみたらまぁいいですよって。



1時半に鎌倉で待ち合わせしてデートでした。

小町通り歩いて,八幡様行って,長谷の大仏の中に入って,長谷寺から海を見て,洞窟歩いて。

そしてやっとずっと言えなかった言葉が言えました。

手をつなぐことをお願いしました。

なにしろ手に一目惚れしたくらいですから,彼の手はあこがれ。夢に見るほど。(手フェチといわれてます。)

お願いするまでにあまりにも長い間かかってしまったので,1時間もつなげなかったけど,本当にうれしかった。

その後電車で横浜まで。手すりにつかまりながらも手をつないでいてくれて,ほとんどしゃべらなかったけど,時間が止まってって本気で思った。

今時中学生でも初デートでキスまで行くでしょ,とからかわれたけど,私にとっては十分な想い出なのです。



あまりにもうれしくて彼に会ってくれたお礼のメールを書いたら,過剰な反応は重くさせるので注意しましょうって返事が来て,またちょっぴり悲しくなった。



感傷的な私はそのころ,ちょうど買ったばかりの平井堅のsentimentalをしきりに聞いていた。



それでも,私は愚かにも,あの瞬間だけは彼が少しは心を動かしてくれたって信じているんだ。