私がお仕事の占いをする上で、
いちばんビックリしたこと。
それは、今現在、
どんなステージにいる人だったとしても、
心のずーっと奥底で、
「私、本当にこの仕事でいいのかな？」
「もっと合う仕事があるんじゃないかな」
そう思っている人が、
とても多い、ということです。
例えば、
支店を持つような大きな事業をしている人も、
年商3000万円の起業家も、
年収1000万円を稼げるようになって、
法人化が見えて来た個人事業主も、
年収600万円の会社員も、
年収250万円の派遣社員も、
月に10万稼げるようになった個人事業主も、
今はパートの仕事をしている人も
どんなステージにいる人も、
同じようなことを言います。
「私の使命は何でしょうか？」
「この仕事が、私の天職でしょうか？」
「私、本当にこの仕事でいいんでしょうか？」
私は最初、この質問を
年商3000万円の方から、
聞かれた時に、
ものすごく驚きました。
え？
こんなに成功しているあなたも、
今の仕事が自分に向いているかどうか、
不安になるんですか？って。
一般的に「成功している」
と呼ばれる人たちも、
そう思ってるって、
意外じゃないですか？
私も、最初はものすごく意外でした。
でも、よくよく振り返ってみたら、
仕事の占いをするずっと前から、
そういう人たちの話を、
聞いていたことを思い出したんです。
私はずっと
「仕事」「キャリア」について
考え続けて来た人生でした。
大学卒業後、
世界一周がしたくて、
その資金集めをしようと
アルバイトのつもりで入った会社で、
まさかの人事採用の部署に配属。
しかもそこは、
人材系の会社だったので、
社会に出てばかりで、おまけに
社員研修もまともに受けていない状態で、
面接の練習だと言わんばかりに、
人の職歴についてヒアリングする、
という、なかなかにハードルの高い、
スタートを切ることになった
私の社会人1年目。
その後、自分自身も
夫の転勤で転職を10回以上。
引越しをするたびに、
履歴書を送り、面接を受け、
新しい会社に入社しては退社する
ということを繰り返してきました。
その職歴の中で、
いちばん多かった職種が、
「人事採用・研修」のお仕事。
私自身が人の何倍もの
履歴書と職務経歴書を書き、
仕事でも人の履歴書と
職務経歴書を山ほど読み込み、
職歴やこれからのキャリアについて
人の話を聞くという仕事に
携わってきました。
その時にもね、
今と同じことを感じていたんです。
仕事を探している人は、
誰も彼もが、最終的には、
同じことを求めているんですよね。
「次こそは、
本当に自分に合う仕事がしたい」
その時は、
仕事を探している人たちばかりを、
相手にしてきたから、
それは当たり前だよね、
そんな風に思っていました。
でも、
仕事の占いをするようになって、
実はそうじゃないってことに、
気が付いたんです。
「私、本当にこの仕事でいいのかな？」
「これが私に合ってるのかな？」
「使命と呼べる仕事なんだろうか」
という思いは、
何も仕事を探している人だけの、
ものじゃなくて、
どんな人の心の中にもあるものだったんです。
ある程度、成功したら、
高収入を得ることができたら、
社会的地位があったら、
「これが私の仕事だ！」と
胸を張って言ってもいいはずなのに、
「この仕事でいいのかな？」
と思う理由。
それはきっと、どんな人も、
「自分に合う仕事の基準」
「自分の才能を生かす場所」
「才能を活用できる仕事」
それが何だか分からないから。
じゃないかな？と思います。
確かに、考えてみると、
今までの人生の中で、
自分に合う仕事を
誰かに教えてもらったことはないし、
才能を生かす場所はどこにあるのか、
習ったこともないんですよね。
学生時代はもちろん、
大人になってからも、
自分に向いている仕事の見つけ方を、
教えてもらった記憶はありません。
就職活動のときに、
自己分析はすると思いますが、
それって、あくまでも、
【就職するための分析】で、
「自分に合う仕事の見つけ方」とか
「自分の才能を知る方法」とか
「あなたの能力はコレだ！」とか
当然、教えてもらえないし、
そもそも教えてもらえる場所が
どこなのかも分からない。
しかも就職活動中って、
将来したい仕事に就けるかどうか！
もちろん大事だけど、
それより就職するってことの方が、
重要だったりするから、
「これでいいかな？」と思いながら、
仕事選んでる人が、めちゃくちゃ多いんです。
私は自分は就職活動をしていませんが、
仕事で、新卒採用や研修を
担当した期間が長いので、
そう言う学生を、山ほど見てきました。
そして仕事に就いた後も、
転職しようとするときだけでなく、
自分で起業をしようとしたときも
起業してある程度できるようになった後も、
同じところで悩んじゃう。
大変なことがあったり、
思うようにいかないことがあったり、
お客様の反応が悪かったり、
思ったほどの成果が出なかったり、
いろんな理由で
「ちょっと違うかも」
が出てくると、
思い出してしまうんですよね。
「本当にこの仕事でいいの？」
「これは私に合ってるの？」
という、
心の奥底の声を。
私が仕事の占いをしているのは、
誰もが「自分に向いている仕事」に出会い、
自信を持って自分の仕事を
「これが私の仕事です！」と
宣言できるような仕事を
誰にでも見つけて欲しいと
思っているからです。
仕事は、
人生と切っても切り離せないもの。
お金を稼ぐための、
生活をするための、
仕事ももちろん大切ですが、
人生の中の多くの時間を、
仕事に費やすのであれば、
胸を張って
「この仕事が好き！」
「この仕事ができて幸せ！」
と思いながら、
楽しく仕事する人を増やしたい、
と思っています。
若くてガムシャラだった時期を過ぎて、
最初に自己分析した頃とは
価値観も人生観も変わってきている
人生の後半戦。
昔とは違って、
人生が長くなった分、
仕事に携わる時間が、
前よりずっと増えることが、
目に見えている世代。
ハッピーな経験も、
少しほろ苦い経験も、
いろいろと重ねて来た
40代以降だからこそ、
自分の資質や才能を
フル活用することはもちろん、
今までの経験もプラスして、
これからの未来にもつながる、
「自分だけの仕事」を手に入れる。
そのためのお手伝いがしたい！
そう思っています。
20代の小娘だった時代から
40代後半の今まで。
20年以上、たくさんの人の、
仕事の悩みを聞いてきたからこそ
思うんです。
「私、これでいいんだ！」と
自信を持って仕事ができて、
毎日仕事のことを考えると、
ニヤニヤが止まらないような、
そんな人生を、送ってほしい。
そして、もしもその先に、
人生のステージが変わって、
仕事を変えなくては
ならないときが、
やって来たとしても、
「こっちの道も、私の道だよね」
「こっちもいいんだ！」と
軽やかに何度だって方向転換できる、
そんな仕事人生を手に入れてほしい。
そう思っています。
自分に合う仕事は、
ひとつではありません。
経験が重なるごとに、
使える才能も、
活用できる資質も変わるし、
いくらだって、自分の好きなように
キャリアチェンジは可能です。
そんな、
自分が「これでいいんだ！」と
思えるキャリアライフを送るための、
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自分の仕事を
「これが私の仕事です！」と
胸を張って言える人たちばかりで、
あふれる世界になるように。
これからも、
才能を資質を生かして、
自分の芯を見つけるお手伝い、
していきたいと思います！
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