主人が働いていた下田のホテルに、
家族揃ってやってきました。


ホテルの皆様が、
「7月まではシェフが作ったメニューなので、ぜひ食べにいらしてください。」
と言ってくださったので。

子供たちと、パパの最後のお料理を食べに行こう!と。

しかも、今回はワンコも一緒に泊まれるコテージを用意して頂いたので、
パパも可愛がっていた我が家の愛犬も一緒です💕



頂いたお料理は、もちろん本人が作ったものではありませんが、
やはりどことなく彼のエスプリを感じるメニュー。




こちらは猪のパイ包み。
喜八郎のスペシャリテとして定番化して下さるそうです。
嬉しすぎる(/ _ ; )






ホテルの方々の温かな想いに感謝しながら、
子供たちと楽しく笑い合いながら、
とてもとても美味しく頂きました。



こうして料理からパパの存在を感じることも、
本当にこれが最後なんだなあ。

もうこちらでの後片付けも残っていないし、
下田に来ることもなくなるかもなあ。


一つずつ区切りがついて、
少しずつ、でも確実に、
今までと違う「日常」に移り変わっていく。

ちょっと寂しいけど、そうしないと先に進めないからね。
私の人生も、子供たちの人生も、
まだまだ続いていくんだから。


明日は、彼が好きだったであろうお寺に立ち寄って、
名残りの紫陽花を愛でてから、
私たちの日常の在る場所に帰ります。