中国茶の言葉『養壷:Yǎng hú』 | お家で茶・茶・茶

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おはようございます。
7月7日、お家で茶・茶・茶🍃 山中です。

今日は『養壷(ヤンフー)』という言葉についてご紹介したいと思います。
私が中国茶に出会って最初に覚えた素敵な言葉です。

『養壷』 養壷 とは、養う壷と書きます。
養う壷、壷とは、茶壷(チャコ)のことですね。
茶壷とは急須のことを言います。

この急須をお茶を入れながら育てていく、これが養壷です。
紫砂壷という土で作られた常滑焼のような急須があるんですけど
この急須に茶葉を入れてお湯を注いで、お茶を飲む

そんなことを繰り返していくうちにですね
その急須は、どんどんどんどんそのお茶の特性を自分のものにしていくんですね


養壷用の刷毛というのがありまして、


その刷毛で茶壷を少しずつ 
何て言うんですかね
茶壷にお茶を注ぎながら 筆(刷毛)で塗っていくんです


そうやって毎日少しずつ
「自分の好きなお茶で茶壷(急須)を育てる」

これが『養壷』です

いい言葉だと思いませんか
毎日毎日使い込んでいくことでその茶壷が
私の好きなお茶の茶壷になっていく


なんかねこの気長にね
こうなんだろう毎日やって行く


曼曼德(Màn màn dé:マンマンドゥー)
っていう言葉があるんですけど
ゆっくりゆっくり急がないで味わいながら
茶壷 を育てる、お茶を飲む
なんかそんなことを言いきったような言葉だなと思っています。


今日は私も大事な紫砂壷をひとつ鉄観音で
これから育ててみようと思います

今日もありがとうございました
お家で茶・茶・茶🍃