『出雲神社巡拝記』巻の1-⑥「大宮大明神」(持田社) | 亀甲紋のブログ

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出雲国総社(六所神社)神官が、知られざる出雲の歴史・伝承や所蔵品等を公開しています。

今回は、松江城下の北東に位置する西持田町に鎮座の

大宮大明神」(持田社)です。走る人

【意訳】

西持田村 かめ尾谷 大宮大明神

『出雲国風土記』に言う 持田社

祭神 おほみやひめの命

配神 (左)あめのふとたまの命

(右)あめのうずめの命

当社の大宮姫神は、ふとだまの神である。うずめの神は、である。

 

おとめ座 この3姫神(太玉-大宮姫-鈿女)は、

  いずれも天岩戸伝承に関わる神々であり、

  うち2神(鈿女・太玉)は、天孫降臨の際に随伴して天下った神(天つ神)。

 『出雲国風土記』が書かれた頃の御祭神(国つ神)が気になるところです。

 

なお、『雲陽誌』には、興味深い記事がありますので添付しておきます。目

 

七座神事とは、当地の祭祀で斎行される舞形式の神事で、

古文書にもたびたび登場し、七段の祭式で構成されて居ます。

(剣舞・散供・御座・清目・勧請・手草・八乙女)

当社及びその周辺の神社で舞われる「亀尾神能」

佐太神社及びその周辺の神社で舞われる「佐陀神能」(ユネスコ無形文化遺産)

そして、大原郡の「大原神職神楽」(島根県指定無形民俗文化財)が有名です。

 

宝石ブルー 亀尾神能 ⇒ 松江市の紹介記事

宝石赤 佐陀神能 ⇒ 佐太神社HP

宝石緑 大原神職神楽 ⇒ 動画(一部)

 

ベル マップは、コチラお薦めです。

       ⇒ 松江市持田公民館発行「ふるさと持田を歩く

 

旗 次回は、東持田の「笠那志大明神」(記:かさなしの社です本 メモ

 

 

 

 

 

 

 

 

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