佐陀大社縁起 21「神魂社とは」 | 亀甲紋のブログ

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出雲国総社(六所神社)神官が、知られざる出雲の歴史・伝承や所蔵品等を公開しています。



神魂(カモシ)社というのは、
あの場所には昔、池があり、伊弉諾の尊が毎日この池の畔で御遊びになった。ヒヨコ走る人
そこへ社壇を建て、神魂と名付けたのである。


※ 社壇 ・・・ 神をまつったところ。やしろ。社殿。
※ この由来からすると、御祭神は「イザナキ」尊なのでしょうが、
   大庭の神魂神社の御祭神は「イザナミ」尊です。
   両社はどういう関係にあるのでしょうか。
※ 天正6年(1578)に古き神書を写し畢と記された「佐陀社内證記」には、次の様に書かれています。

「神魂大明神ト者、二尊ノ別宮也。此地ニ池有。彼池ニ石禮(鶺鴒)ト云鳥ノアリシヲ御覧シテ面白ク思召シ、是ニ社ヲ立、二神來住給フ。是ニ依テ神歌モアリ、口傳多シ。此神間社ニ朝日ノ石・夕日ノ森トテアリ、是モ口傳事也。」

※ ⑨「田中池と田中社」の関係(池・鳥・社)に似ていますね。ベル

次回は、「八十八体の早人の事」です。 はてなマーク