祓社(はらひのやしろ)は如何


祓戸神(はらいのとかみ)と申して
・瀬織津比売神(せおりつひめのかみ)
・速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)
・気吹戸主神(きふきとぬしのかみ)
・速佐須良比売神(はやさすらひめのかみ)
の四柱を祭る

罪穢(つみけがれ)を祓い清める事を掌っておられます。

心身が罪穢に陷ると、禍災が起こります。

祓は不浄を清浄にし、災害を幸福となす神法。

遁(のが)れ難く、犯しやすいのが罪穢である。

日々夜々に、己の心を顧み、己の行ないを戒めて、
「祓い給い清め給え」と奏上し、霊徳を仰ぎなさい。

そうすれば、四神のみならず 天神・国神もその清い心に感心なさって、
御褒美として幸福を頂くことができます。

千家家に伝わる古絵図を見ると、
社は、中鳥居の東の田中に描かれているので、
後に、今の地へ移されたということです。

※ 次回からは、「御宝物」についてです。
