スウェーデンに来た着物

私達家族はダンナの仕事のために、

大阪に3年間住んでいた事があります。

因みに次女ミンミンは大阪で生まれた女。

なんでか知らないけど、スウェーデン生まれの

長女に「私は日本生まれ」と謎のマウントを
取っていて笑える

スウェーデンに引っ越す時に、
せっかくの機会だから記念にと
水屋箪笥と和箪笥一棹を持って
帰ってきました。
ついでに持ってた着物類も数着。
そのうち着るかなと思って…
たけど…
それが文字通りの箪笥の肥やし‼️
もう十何年も取り出してない物もあって、
さすがにヤバいかもしれんと
先日、虫干し兼ねて全部点検してみました。
虫に食われた跡もなく、総じて綺麗な
状態でホッ！

下の絣は沖縄の舞踊用？なのか丈が短くて
お気に入り。子供とお揃いで那覇の
マーケットで買った安い物で、これだけは
気軽に何度か着たモノです。帯も
なんちゃってミンサー織で、
気負わず着れるのが一番。

昔、京都に住んでる時に
骨董市で買ったアンティーク帯。
コウモリの柄が🦇粋で一目惚れ。

普段着できそうな木綿の着物も
ネットで買ったものの未着用。

無地の紬の着物を作った時に、あなたが
好きじゃないかしら？と呉服屋の女将さんが
出してくれた麻の帯は民藝調でまさに
私好み。作り帯に仕立てて貰いました。

日本に住んでた時に着付けの教室にも
行ったのに、全然着る機会がなくて
もう殆ど忘れてしまったのが勿体ない。
着物は着たいけど、着た後の処理の
事を考えるとどうしても勇気が出ません。

トップの写真は私の祖母の形見の
帯留。おばあちゃんが多分若い
時に着けていたんだと思う。

着物は大事にし過ぎて使わなけりゃ
意味がないと分かっているけど、
ため息つきながら、またそっと
箪笥に押し込んで途方にくれています。。。。

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