
普段から視聴しているテレビ東京の旅番組で紹介されていた“女夫渕温泉”を目指しツーリングルートを組んだ。
日光中禅寺湖の更に奥“奥日光”から北側へ山一つ隔てた場所にあるのが女夫渕温泉である。 中禅寺湖では1~2週前に紅葉が見頃との報道があったので女夫渕温泉ではどうなのか? との思いもあったが、『まっ、ナントカなるでしょ!』と楽観視して出発した。
本日はガストロンさんと2台でのツーリング。
AM6時に集合して出発した際の平地の気温は9℃、途中の路面温度計では4℃が表示されていたとか。。。
当然ながら気温的に結構過酷な状況が予想されたためスカイウェイブを選択しておいたのが功を奏し、グリップヒーター・ロングスクリーンが絶大な効果を発揮してくれた。
後ろではガストロンさんが凍えてるだろなぁ、と思いつつも順調に駒を進めた。
結局、休憩らしい休憩は1回のみで那須塩原を抜けR121を南進したが、ここまでのルートでも十分紅葉が満喫できた。



と、ここで小腹を満たすため“道の駅湯西川”に立ち寄った。


う~ん、このあたりの紅葉はなかなかイイんじゃないでしょうか。
黄色に染まる川面に掛かる鉄橋。 これは絵になると“撮り鉄”の方がカメラを持って待機してました。
そしてダックツアーも

この時期は景色最高なんでしょうネ
軽く食べて空腹感を解消したあとは、いよいよ女夫渕温泉を目指すべく県道23号線へ
地図上ではなんとも判断しがたいですが、この県道は意外に走りやすいです。
県道を30キロほど山奥へと走り、ようやく女夫渕温泉に到着。

温泉宿ですが、ちょうど休館日? なのかほとんど人影は見えず。
ここからさらに奥にも温泉があるようですが、ここでも十分“秘境(秘湯)”の雰囲気を醸しだしてます。
料金1000円を払って入場。


すっかり冷え切ったカラダに、“くぅ~~、しみる~
”
走ってる時は一生懸命なので気付かないけど、結構カラダの末端は冷えてるもんです。
ちなみにこの温泉は、源泉かけ流しの露天風呂が10以上あるのがウリとか。
ほとんどが混浴で女性専用の風呂も1箇所(?)あり、当然ながら女性の姿は見えません。
カラスの行水の自分にはめずらしく1時間弱ゆっくりと入浴し温まった。
しっかり温まったのはいいが、ドライヤーが見当たらず髪が微妙に濡れたままだったのが ポイント。
さて、女夫渕温泉を出ると時刻はちょうどお昼どき。
計算通りで本日のメインイベントとも言える、ゲテ料理の店(失礼
)『またぎの里』へ

う~ん、観光地にありがちな店の雰囲気満点。
特殊な事情がなけりゃ、まず近寄らない系の店である。
主なメニューは、店の外にもデ~ンと掲げているとおり“熊どん”、さらには“鹿どん”
極めつけには“サンショウウオの串焼き”で立派なゲテモノ系の店である。
ここはセオリーどおり熊どんに行くべきだが、調査によれば“クセがある”らしく鹿どんにしといた。 ガストロンさんはしっかり熊どん。
はい、鹿どん(1000円)

いやいや普通です。 そして肉少なっ!
熊どん(1200円)はというと

こちらも肉少なっ!
鹿どんを食べてみた感じ、味は“懐かしいおかんの味”。 要はシンプルにしょうゆ・砂糖系の調味料しか使ってないんだろうネ。
肉のほうも脂身のない少しパサパサした食感である以外はさしたる印象もなし。
熊どんの肉をひときれもらって食べてみたところ、なんとっ! こっちのがウマイ!
牛すじ肉と似た感じで、クセというかうま味に感じた
ここはやっぱり熊どんに逝っとくべきだったか。。。(ここまで来て何やってんだ?)
全体的には1000円オーバーのシロモノではないかと。。。
リピーターは居ないだろうなぁ。。。
その他、付近にある“間欠泉”を見学して、・・・・と言いたいところだが、ひとしきり雨が降りだしたのと噴泉が上がるまでに最長20分掛かるということで待ちきれずに撤退。


下山中、川俣湖にかかる橋から女夫渕温泉のさらに奥の方を見ると吹雪いているようで山頂が白くなっているのが確認できた。

う~ん、冬はもうすぐそこまで。。
と言いつつ

しっかりソフトクリーム
帰りは南会津を経由していわきまで一目散に走り抜けた。
相変わらずの快走ルートで予想よりかなり早めの帰宅となった。
紅葉を満喫するなら今回走ったR121あたりがいいなぁ、と思ったツーリングでした。
おまけ
名は“小雪”です。
