チェリーのテーブル、今回脚は円筒形です。
通常なら旋盤で加工するのですが、完全な円ではなく手加工の痕跡を残したいと思い、カンナで仕上げる方法をとりました。
正方形断面に分決めし、ホゾ穴加工。
円筒形になるので、胴付き面を掘り込みます。

32角形まで機械でやったら、後はひたすらカンナで削ります。

さっとペーパーを当てて、見た目でもうっすら多角形を感じられる程度に仕上げました。
手で触ればもっと面の感触を感じられます。

デザインにもよりますが、せっかく手仕事で仕上げる一品生産、
こういった仕上げも、手加工だから出来る魅力の一つです。