「きっかけだけじゃダメ、その次のステップを」
きっかけバス京都 運営メンバー
同志社大学3年生 佐藤あやめ
きっかけバス後、東北復興支援ボランティアサークル「みなと」の代表を継ぐことを決意した佐藤あやめさん。宮城県出身の彼女から見たきっかけバスとは。そして、今後の活動や思いを聞いていった。
-さっそくですが、佐藤さんはきっかけバス京都でどういう立場だったのですか?
運営メンバーでした!少し遅れて運営メンバーとして動いていたので、みんなの抜けているとことか隙間を埋めていく感じで動いていました。みんなすごくやる気と行動力があったのですけど、ちょくちょく抜けているところもあったので。いろいろありましたが、楽しくやっていました。
-なるほど。そもそもなんできっかけバスに関わろうと思ったんですか?
出身が宮城ってこともあるんですけど、元々国際協力の団体とか入っていて、個人でも東北の石巻の方にボランティア行っていました。そこでのボランティア関係の繋がりで運営を手伝ってくれないかって声がかかりました。手伝うかどうか迷いまいしたけど。
-迷っていたんですね。
はい。自分自身、元々東北の教訓を生かしてほしいって言う人にあんまりピンと来なかったんですね。東北にはまだまだ苦しんでいる人もいるし、どうせ東北来るなら観光や学びだけじゃなくしっかり活動していって欲しいと思います。教訓を生かすためというのは、私は、東北を利用しているだけじゃないのかなって思うんですよね。
-それって結構きっかけバスと反対の意見じゃないですか!(笑)
そうですね。けど、きっかけバスに関わる前に個人的に東北にボランティア行った時からその心情にも変化があったんです。
そこでは、ボランティア先の漁師さんに使えなくなった港を見せてもらいました。そうしたら、「見てもらってこの現状を知
って貰えるだけでも嬉しいよ。」って言っていたのです。
そういう体験から、被災者が求めている事と京都からでも出来る事って、伝える、そして教訓を生かすってことなのかなと思い始めたときにきっかけバスの誘いがきてのでやってみようかなって思ったんです!!
-関わってみてどうでしたか?
まず、第一に、こんなにも東北を考えてくれている学生がいるのだなと思いました。それと同時に、この規模のプロジェクトなら復興ってもっと進むんじゃないかなって期待して運営していました。運営メンバーの意見の違いで争った時もありましたが(笑)
参加中は、ダイアログとか聞いていて、みんなすごい一生懸命に自分の感じたことを話していたのですごいと思いました。けど、だからってみんなきっかけバス参加後に活動を続けるのかっていったらそれぞれの生活もあるし、難しいんですよね。
でも、きっかけバスの目的ってそこじゃなかったの?!って思ったりもしました。
東北に関わるきっかけを作ったのに関わり続けないと意味ないと思います。
-厳しいですね、あやめさん自身のきっかけバス参加後の行動はどうなりました?
私は続けようと思っていなかったボランティア団体で活動を続けるようになりました。
先ほど言ったように、きっかけバスとかでいろんなことを感じても、次のステップに移せない人
もいるんですよね。否定するわけでもなく、人それぞれあるので仕方ないです。
でも、定期的に活動や思いをアウトプットする環境がないと、次のステップに移る機会すらかなり少なくなってしまいます。きっかけバス参加後、参加者をみてそれをすごく感じました。
だからこそ、自分は今の団体で代表を務め、東北に関する思いや活動の発信できる環境を作らなければならないと思い活動を始めました。団体にはきっかけバス京都のメンバーもいますし、そういう形で、東北に関わった人も関わってみたい人も参加できるサークルとして運営していきたいと思っています。
-さすがの行動力です!今後、その団体ではどういう活動をしていきますか?
実は、私、秋学期からアメリカ留学に行きます!(笑)
京都で団体の活動を続けたい思いもありますが、留学は今しかいけないですし、後輩の次期代表にもしっかりとバトンを託してきました!
後輩が私の思いだけじゃなく今いるメンバーでやりたい事や軸を決めて活動を続けていって欲しいとおもっています。
-あやめさん自身、東北にこれからも関わりますか?
そりゃあ、どんな形かはわかりませんが、これからもずっと東北の復興には関わり続けますね。
東北への支援で5年後、力を発揮するのは私です!!
東北のために動きたいという思いは、いつまでも消えませんから。
-熱いお言葉をありがとうございます!では、最後にあなたにとってきっかけバスとは?
自分を成長させてくれたものです。様々な考え方や価値観に触れることが出来ました。
様々な支援者や関係者に、背中を押していただきました。本当にありがとうございました。
-佐藤あやめさんありがとうございました!!(^^)
佐藤さんからは本当に東北の事を想っているイメージを持ちました。
そこで、自分が生涯、東北の復興に関わっていけるのかと考えると、言葉がでませんでした。
本当に続的な支援を出来るのは彼女のような強い思いを持った人なのかもしれない。
(インタビュアー:弘田)



