「責任感と共に、できることからゆっくりと」
きっかけバス高知 高知大学2年生 細木玲仁子
きっかけバス高知に乗り、4月以降、きっかけバス高知のリーダーからリーダーとしてバトンを受け継いだ細木玲子さん。巨大な地震と津波が予想されている高知県でどういうアクションを起こしていくのか。様々な思いや葛藤が生まれる中、彼女は動いていた。
個人的な話も多く、きっかけバスの活動について話始める。
―さっそくですが、4月以降、きっかけバス高知の動きはどうですか?
あ、よろしくお願いします!
きっかけバス高知は前リーダーから変わり、今は私が軸となって情報発信や報告会の企画などを行っています。情報発信っていうのは主に地域の防災イベントへの参加を促したりしていますね。報告会は2回ほどやったのですが、2回目は3つくらいのカテゴリーに分けてブース形式の報告会を行ったりしましたね!
大きくは活動していませんができることから続けていこうとしています。
―なるほど!けど、実際行動に移しているところはすごいと思います。どういう思いで継続的に活動を続けているのですか?
やっぱり、高知のためですかね。
他のきっかけバス参加者はわかりませんが、自分自身は本当に自分のため、高知のためと思い活動を続けています。
なぜなら、私の住んでいるところがもろに津波がくるところだからですね。
だからこそ、きっかけバス行く前も意識はあったのですが自分の住んでいる場所のことを真剣に考えてできることを続けたいと思っています。
実際、親が「津波がきたら仕方ない」っていう考えに対してやるせない感情もあったりします。
けど、自分の活動を知ったり伝えたりすると少し意識が変わってくれてうれしかったです。
―へぇ、すごく自分事として捉えて行動していますね。
今、やってきて悩みとかってないのですか?
もちろんあります。笑
常に何したらいいのかな?だったり、伝えてもどうせ響かないんじゃないのか?とか。
他には、これはホントに自分のやりたいことなのか?とか部活動との兼ね合いだったりとか。
結構、立ち止まっていますよ。笑
―そうなんですね、もう少し具体的に知りたい。
はい。
誰でもあると思いますがやっぱり日が経つに連れて活動に対するモチベーションが下がっています。
他には、報告会に支援者の方を呼べてない、部活があってうまく両立できないとかですね。
あと、きっかけバス高知のメンバーって高知大生が多くみんなでやるってなったら大学付近の朝倉というところでも活動になってくるんですよね。けど、朝倉と地域防災を進めている団体もあれば、私は自分の地域での活動に力を入れたいとも思って上手くきっかけバスとして活動できていないのが本当です。
―いろいろありますよね。その中でも続けていこうって思う理由ってなんですか?
報告会や自分の活動を通じて東北に行きたい!っていう声を他の人から聞いたり、防災してみようという声が聞こえることが嬉しいからですね。やってよかったって思います。
あとは、責任感です。未来の高知を考え、そして、きっかけバスでの経験を考えるとどうしてもきっかけバスとしての活動を終わらせたらいかんって思います。
常に災害の危機感を持っていますし!
―強い責任感ですね。では、今後の活動の予定とかはありますか?
正直、今はないです。けど、何かしらの形で続けて行きたいと思っています。
実は他にもいろんなことに興味あったりして。笑
だからこそ、自分がもういやってならない程度にゆっくりと、できることを続けて行きます!
―それでいいと思います。では、最後にあなたにとってきっかけバスとは?!
難しいけど、間違いなく行動力や思考力が身に付いたと思います。
きっかけバスは自分を成長させてくれたものです!
―玲仁子さん、ありがとうございました!!(^^)
もしかしたら彼女の今、本当に力を入れたいことはきっかけバスの活動ではないかもしれない。
だが、一人の参加者として責任感をもって高知のために動いている。
やりたいことをやる、好きなことをやる。それらも大事だが彼女の使命感を持った姿勢は
生きる上でとても大事なことかもしれない。 (インタビュアー:弘田)


