無事終了☆五月祭利き酒2008♪
日付が変わってしまいましたが
打ち上げから帰ってきました、なりです
皆様のおかげで
五月祭、無事終了いたしました
来てくださった、お客様の数は、1800人。
予定していた1500人をはるかに超え、
大忙しでしたが嬉しい悲鳴を上げていました
ブログを見てきてくださった方もいらしたみたいで
ブログ隊一同
ブログを更新してくれた研究室のみんなも、大感激です
上の写真は、本日2日目の、終わり頃の写真
お客さんももうまばらですが、教室はこんな感じ
手前側で、お酒をお出しし、
奥の机で、飲みながらアンケートを書いていただきました
ご協力ありがとうございました
アンケートは、集計して、
日本酒を送ってくださった蔵元の方々に
ご報告させていただきます。
私自身も、この企画によって、
日本酒を知ることができたし、
前よりもずっと美味しく飲めるようになりました
この企画に参加できて、
ブログ隊にも参加させてもらえて、本当に楽しかったです
沢山の方々の力と助けによって、
今回、成功したこの企画は、
来年も再来年も続いていくと思うので、
今年いらしたお客様も、今年は来られなかったお客様も、
私たちの後輩のために、どうぞいらしてください
私も、来年は、訪れる側として、
日本酒をもっと楽しみたいなぁ~と思います
ではでは、本当にありがとうございました
そして、いよいよ…
きょうは、五月祭です
あと、8時間後には開催してるなんて、わくわくしますね♪
23日は、朝から終電ぎりぎりまで、実験の合間を縫いながら、みんなで準備をしました。
「きてよかったなー」って思ってもらえるように頑張るんで、ぜひぜひきてください
ちなみに、今週末は雨の予報ですが、利き酒は、屋内でやるんで、雨でも快適です。
さて、「利き酒2008」の前日ということで、本企画の紹介をしたいと思います!!
今まで、し忘れてました笑。。
「利き酒2008」のコンセプトは、「新しいライフスタイルの提案」です。
日本酒っていうと、あなたはどんなイメージがありますか?
酒学部酒学科の私たちですが、蔵元見学や「利き酒2008」の準備をする前までは、「日本酒ってとっつきにくい」とか「日本酒って美味しくない」と思っていたひとが大半だと思います。
しかし、「利き酒2008」をするということで、日本酒を飲むようになると、
「日本酒って美味しい・・・」
私たちは、日本酒が嫌いなんじゃない。美味しい日本酒を飲んだことがなかったり、自分の好きな日本酒の種類を知らなかったりしていただけなんだと、気付いたんです。そして、この感動を少しでも多くの人に知ってもらいたいと思い、日本酒を取り入れた「新しいライフスタイル」の提案というコンセプトが生まれました。
せっかく、日本人に生まれた、又は日本に住んでるんだから、日本酒を飲んで、もっと人生を楽しみましょー
そして、肝心の「利き酒2008」の内容ですが、
日本全国の蔵元から送られてきた「吟醸・純米・醸造・純米吟醸・その他」の5種類の日本酒を利き酒できます。
また、
2008年からは何と!!
農2の4年生が美味しいと思った「日本酒カクテル」も用意しました。
カクテルにすると、日本酒はまろやかになります。こちらも無料でお試しいただけるので、ぜひ飲んでみてください♪なお、日本酒カクテルのお酒は、農2関係者の方からいただいたお酒を使用します。
「利き酒2008」で出されるお酒をいち早く知りたい方はこちらをどうぞ。
これをみて、「どんなお酒が飲めるのかな?」と、楽しみにしながら、来てください。
ただし、時間によって、出される日本酒の銘柄が異なります。
どれが飲めるかは、あなたの運次第☆
日本酒との一期一会をお楽しみください。
あと、8時間後には開催してるなんて、わくわくしますね♪
23日は、朝から終電ぎりぎりまで、実験の合間を縫いながら、みんなで準備をしました。
「きてよかったなー」って思ってもらえるように頑張るんで、ぜひぜひきてください
ちなみに、今週末は雨の予報ですが、利き酒は、屋内でやるんで、雨でも快適です。
さて、「利き酒2008」の前日ということで、本企画の紹介をしたいと思います!!
今まで、し忘れてました笑。。
「利き酒2008」のコンセプトは、「新しいライフスタイルの提案」です。
日本酒っていうと、あなたはどんなイメージがありますか?
酒学部酒学科の私たちですが、蔵元見学や「利き酒2008」の準備をする前までは、「日本酒ってとっつきにくい」とか「日本酒って美味しくない」と思っていたひとが大半だと思います。
しかし、「利き酒2008」をするということで、日本酒を飲むようになると、
「日本酒って美味しい・・・」
私たちは、日本酒が嫌いなんじゃない。美味しい日本酒を飲んだことがなかったり、自分の好きな日本酒の種類を知らなかったりしていただけなんだと、気付いたんです。そして、この感動を少しでも多くの人に知ってもらいたいと思い、日本酒を取り入れた「新しいライフスタイル」の提案というコンセプトが生まれました。
せっかく、日本人に生まれた、又は日本に住んでるんだから、日本酒を飲んで、もっと人生を楽しみましょー
そして、肝心の「利き酒2008」の内容ですが、
日本全国の蔵元から送られてきた「吟醸・純米・醸造・純米吟醸・その他」の5種類の日本酒を利き酒できます。
また、
2008年からは何と!!
農2の4年生が美味しいと思った「日本酒カクテル」も用意しました。
カクテルにすると、日本酒はまろやかになります。こちらも無料でお試しいただけるので、ぜひ飲んでみてください♪なお、日本酒カクテルのお酒は、農2関係者の方からいただいたお酒を使用します。
「利き酒2008」で出されるお酒をいち早く知りたい方はこちらをどうぞ。
これをみて、「どんなお酒が飲めるのかな?」と、楽しみにしながら、来てください。
ただし、時間によって、出される日本酒の銘柄が異なります。
どれが飲めるかは、あなたの運次第☆
日本酒との一期一会をお楽しみください。
変わり種
どうも、食品生化学研究室です。いよいよ五月祭2日前ですね。うちの研究室は、二人とも五月祭当日は、各自の別のサークルの関係で参加できないので、残念です。クラスのみなさん頑張ってね~。このブログを見ている方々、ぜひぜひ五月祭の利き酒にお越しください。おいしい日本酒が味わえて、日本酒に対する考えが一変すること間違いなしですよ。
とまぁ、宣伝はこのくらいにして、本題(?)の方に移りましょう。今回は、一風変わった、願い事のかなうロマンチックな日本酒について紹介したいと思います。
1、 縁起酒 成就神社
正に名前のまんまですね。このお酒は、長野県小川村にある成就神社にて護摩を受けたもので、大願成就に効果があるそうです。何か、かなえたい大きな願い事がある方は試してみてはいかがですか?仕込み方法は本醸造酒で、味は辛口です。日本酒ショップ 信州蔵元 遠藤酒造場にて購入できます。
2、 祈願酒 立春朝しぼり
このお酒は、立春の日の朝にしぼられたもので、一年につき一日しか生産されないよう超限定品で、すぐに売り切れてしまうそうです。立春という節目の日につくられたお酒は、つくられてすぐに大浦神社にてお祓いを受けるので、無病息災・開運厄除・社運向上・商売繁盛・家内安全・大願成就などの効果があるありがたい祈願酒なのです。喜多村酒舗さんが提供されており、購入には、予約が必須です。
3、 屋島狸(小) 上撰
最後に紹介いたしますのは、見た目もかわいらしい(?) 屋島狸(小)上撰です。香川県の川鶴酒造(株)さんが提供しております。
屋島の禿狸は一名 多三郎(たさぶろう)狸と言われ、佐渡二つ岩の団三郎狸、淡路の芝衛門狸とならび日本の三名狸の一つで、屋島寺本尊、千手観音菩薩のご用狸として善行を積んだため、四国狸の御大将としてあがめられ、その化け方の高尚と妙技は日本一であったと伝えられています。
法名を「蓑山大明神」又は「小八大明神」とも云われ、屋島寺代々の住職が新任する度に、境内の名宛「雪の庭」で源平合戦屋島壇ノ浦の模様を鳴り物入りで見せた、との言い伝えがあり、毎年、仲秋の名月の晩には市内の狸(浄願寺の禿狸、覚善寺の久五郎狸、広昌寺のお袖狸、法泉寺のおしょぼ狸、華下天満宮の梅光、清光、金光の三光狸)をはじめ、土佐・阿波・伊予の一族八百八狸を召集、盛大な狸祭を行ったとの伝説があります。
とまぁ、堅い話はここまでにして、なんとスタジオジブリが製作したアニメ映画「平成狸合戦ぽんぽこ」にもこの屋島の禿狸が登場します。まさに日本一有名な狸といっても過言ではないでしょう(笑)。
狸は一夫一婦の契りも固く、家庭円満、縁結びの神として福運を授けるとの事です。誰か大切な人や意中の人とこのお酒飲めば狸のように(?)ずっと仲良く過ごせたり、二人の中が急接近するかもしれませんよ。このお酒のユーモラスな外見のせいで、ムードはぶち壊しかもしれませんが(笑)。もしよければ、試してみてくださいね。
といったように、こんな面白い日本酒があります。もし興味をもたれた方がいらっしゃたら、是非試してみてください。その前に五月祭の利き酒も試しに(?)お越しください。
どうも拙文失礼いたしました~。
とまぁ、宣伝はこのくらいにして、本題(?)の方に移りましょう。今回は、一風変わった、願い事のかなうロマンチックな日本酒について紹介したいと思います。
1、 縁起酒 成就神社
正に名前のまんまですね。このお酒は、長野県小川村にある成就神社にて護摩を受けたもので、大願成就に効果があるそうです。何か、かなえたい大きな願い事がある方は試してみてはいかがですか?仕込み方法は本醸造酒で、味は辛口です。日本酒ショップ 信州蔵元 遠藤酒造場にて購入できます。
2、 祈願酒 立春朝しぼり
このお酒は、立春の日の朝にしぼられたもので、一年につき一日しか生産されないよう超限定品で、すぐに売り切れてしまうそうです。立春という節目の日につくられたお酒は、つくられてすぐに大浦神社にてお祓いを受けるので、無病息災・開運厄除・社運向上・商売繁盛・家内安全・大願成就などの効果があるありがたい祈願酒なのです。喜多村酒舗さんが提供されており、購入には、予約が必須です。
3、 屋島狸(小) 上撰
最後に紹介いたしますのは、見た目もかわいらしい(?) 屋島狸(小)上撰です。香川県の川鶴酒造(株)さんが提供しております。
屋島の禿狸は一名 多三郎(たさぶろう)狸と言われ、佐渡二つ岩の団三郎狸、淡路の芝衛門狸とならび日本の三名狸の一つで、屋島寺本尊、千手観音菩薩のご用狸として善行を積んだため、四国狸の御大将としてあがめられ、その化け方の高尚と妙技は日本一であったと伝えられています。
法名を「蓑山大明神」又は「小八大明神」とも云われ、屋島寺代々の住職が新任する度に、境内の名宛「雪の庭」で源平合戦屋島壇ノ浦の模様を鳴り物入りで見せた、との言い伝えがあり、毎年、仲秋の名月の晩には市内の狸(浄願寺の禿狸、覚善寺の久五郎狸、広昌寺のお袖狸、法泉寺のおしょぼ狸、華下天満宮の梅光、清光、金光の三光狸)をはじめ、土佐・阿波・伊予の一族八百八狸を召集、盛大な狸祭を行ったとの伝説があります。
とまぁ、堅い話はここまでにして、なんとスタジオジブリが製作したアニメ映画「平成狸合戦ぽんぽこ」にもこの屋島の禿狸が登場します。まさに日本一有名な狸といっても過言ではないでしょう(笑)。
狸は一夫一婦の契りも固く、家庭円満、縁結びの神として福運を授けるとの事です。誰か大切な人や意中の人とこのお酒飲めば狸のように(?)ずっと仲良く過ごせたり、二人の中が急接近するかもしれませんよ。このお酒のユーモラスな外見のせいで、ムードはぶち壊しかもしれませんが(笑)。もしよければ、試してみてくださいね。
といったように、こんな面白い日本酒があります。もし興味をもたれた方がいらっしゃたら、是非試してみてください。その前に五月祭の利き酒も試しに(?)お越しください。
どうも拙文失礼いたしました~。
日本酒と香り
どうも!!分子認識研究室in柏キャンパスです!
ついに本番まであと3日!!
うちの研究室でも五月祭トークで盛り上がってますw
さてさて私たちは日々嗅覚の研究をしているのですが
せっかくなので日本酒と香りの関係から書いていこうと思います!
清酒の香りに関する成分はなんと100種類以上もあります!
それぞれ単独で香ったり、ほかの物質とくみ合わさって香ったりいろいろです。
日本酒を語る上で香りは重要でしょう。
日本酒の鑑定会でも大きなウエイトを占めてます。
利き酒の観点からいうと香りは2種に分かれます。
まず、鼻を近づけたとき感じる、上立ち香
酒を含んだときに感じる含み香
含み香は口から鼻に息をぬいてみるとはっきりわかります。
専門ポク言うと、上立ち香は常温で揮発する物質、
含み香は口内で暖めたことで揮発する物質によります。
上立ち香の主役は
イソアミルアルコール アルコール香
イソブタノール アルコール香
酢酸イソアミル バナナ香
含み香の主役は
2-フェニルエタノール バラ香
酢酸フェニルエチル リンゴ香
カプロン酸エチル アニス香
特にバナナ香の酢酸イソアミルとバラ香の2フェニルエタノールが香りのバランスをとるのに重要だそうです。
ここにはないけれど、日本酒、特に吟醸酒には本当にたくさんのエステルが含まれています。
エステルはフルーツの香りの原因物質。
ですから吟醸酒からは
リンゴ、洋梨、かりん、白桃、ライチ、オレンジ、アカシア。。。。たくさんの華やかな香りがするそうです。
だからオレンジジュースなんかと割ってみるのも面白くおいしいw
日本酒の原材料はほぼ米なのに
バナナやバラの匂いがするってちょっと不思議。。。。。
日本酒の香りは米本来の香りではなく
米を食べて生きている微生物たちが作っているものなのです。
ワインはその香り成分の多くがブドウ由来となっております。おなじフルーティでもちょっと違うんですね。
そうそう!
香りと日本酒の関係で有名な話がもう一つ!
おいしい麹菌の香りってどんな香りかご存知ですか??
出羽桜へ行った人はわかるはず。
それは焼き栗の香りです。
味も栗でした。
麹の香りは青臭いオハグロ臭→栗香→キノコの香り
と変化していくそうで
香りで麹の出来具合をチェックできるそうです。
ちなみにこの栗香の成分は不明です。
人間の鼻は経験や訓練によって発達するそうです。
そして香りの好き嫌いはほぼ経験によって決まるそう。
つまりイイ日本酒を飲んでいろんな香りを経験すれば
日本酒がもっともっとわかるようになる、好きになる!!!
この味がわかってこそ日本男児&やまとなでしこだ
ですよw
さんこう:匂いのなかの日本文化
微生物と香り
父が好きな日本酒
こんにちは、食糧化学研究室です('-^*)/
五月祭まであと4日になりました!!
今研究室では、来週行く研究室旅行でやらねばならない新人芸について、卒論生で話し合いをしているところです
さて、今日は、私の父の好きな日本酒について話したいと思います。
私の父は、お酒が大好きです。毎日飲んでます
しかも飲むものは、はじめから日本酒、焼酎、ウィスキー。
そんな父の姿を毎日見ていた小さい頃の私は、世の中のお父さんはみんな、仕事から帰ったらお酒を毎日飲むものだと思っていたものでした。。。
そんな父が、ここ3年くらい気に入っている日本酒があります。
それは「菊姫」と「秋鹿」
この日本酒に共通するキーワードは
「純米 無ろ過 生原酒」
このキーワードについて説明しようと思います。
純米
日本酒には、純米酒、本醸造酒、普通酒があり、純米酒は、原材料名の表示が「米、米麹」であるものに限られます。そのため、米の味が活かされた、個性的な味わいになります。
無ろ過
通常、出来上がったお酒に活性炭素をいれ、いったんお酒を真黒にしてフィルターで濾過します。これは、お酒の熟成によくない部分を取り除くためですが、濾過をしすぎると色素、旨み、香りまで取り除かれ、透明の味気ない腰の抜けたお酒が出来上がります。「無ろ過」とは、この「炭素濾過」をしていないということです。
生原酒
日本酒は、製造工程で貯蔵の前後に殺菌のため2回加熱(火入れ)をいます。一度も火入れをしていないものが生酒です。ただし、殺菌をしていないので5度以下の冷蔵保管が必要です。
去年、父の日にお酒を送ろうと思い、私の家の近くにできた会津の地酒屋さんへ行き、よく意味が分からないながら「純米、無ろ過、生原酒のお酒はありますか?」と聞いたのが懐かしいです。何のお酒を買ったのかは忘れてしまいましたが、一升瓶を買って宅配をお願いした際、クールにされて訝しく思ったんですが、生酒だったのでクールにされたんですね!一年越しに納得しました
私もお父さんと一緒に「純米・無ろ過・生原酒」のお酒を飲んだのですが、普通の日本酒と比べ、とろんとしていて旨みがすごくあり、これも日本酒なんだ!とびっくりした覚えがあります。
そういえば、去年、「もやしもん」で菌がブームになりましたが、日本酒も、1988年から1991年にかけ「モーニング」に連載された「夏子の酒」というマンガでだいぶ注目されるようになったようです(父の意見)。
「夏子の酒」を読みながら、日本酒を読む、というのも、なかなか美味しい飲み方なのかもしれませんね。
五月祭まであと4日になりました!!
今研究室では、来週行く研究室旅行でやらねばならない新人芸について、卒論生で話し合いをしているところです
さて、今日は、私の父の好きな日本酒について話したいと思います。
私の父は、お酒が大好きです。毎日飲んでます
しかも飲むものは、はじめから日本酒、焼酎、ウィスキー。
そんな父の姿を毎日見ていた小さい頃の私は、世の中のお父さんはみんな、仕事から帰ったらお酒を毎日飲むものだと思っていたものでした。。。
そんな父が、ここ3年くらい気に入っている日本酒があります。
それは「菊姫」と「秋鹿」
この日本酒に共通するキーワードは
「純米 無ろ過 生原酒」
このキーワードについて説明しようと思います。
純米
日本酒には、純米酒、本醸造酒、普通酒があり、純米酒は、原材料名の表示が「米、米麹」であるものに限られます。そのため、米の味が活かされた、個性的な味わいになります。
無ろ過
通常、出来上がったお酒に活性炭素をいれ、いったんお酒を真黒にしてフィルターで濾過します。これは、お酒の熟成によくない部分を取り除くためですが、濾過をしすぎると色素、旨み、香りまで取り除かれ、透明の味気ない腰の抜けたお酒が出来上がります。「無ろ過」とは、この「炭素濾過」をしていないということです。
生原酒
日本酒は、製造工程で貯蔵の前後に殺菌のため2回加熱(火入れ)をいます。一度も火入れをしていないものが生酒です。ただし、殺菌をしていないので5度以下の冷蔵保管が必要です。
去年、父の日にお酒を送ろうと思い、私の家の近くにできた会津の地酒屋さんへ行き、よく意味が分からないながら「純米、無ろ過、生原酒のお酒はありますか?」と聞いたのが懐かしいです。何のお酒を買ったのかは忘れてしまいましたが、一升瓶を買って宅配をお願いした際、クールにされて訝しく思ったんですが、生酒だったのでクールにされたんですね!一年越しに納得しました
私もお父さんと一緒に「純米・無ろ過・生原酒」のお酒を飲んだのですが、普通の日本酒と比べ、とろんとしていて旨みがすごくあり、これも日本酒なんだ!とびっくりした覚えがあります。
そういえば、去年、「もやしもん」で菌がブームになりましたが、日本酒も、1988年から1991年にかけ「モーニング」に連載された「夏子の酒」というマンガでだいぶ注目されるようになったようです(父の意見)。
「夏子の酒」を読みながら、日本酒を読む、というのも、なかなか美味しい飲み方なのかもしれませんね。