藍染を調べていると色々な呼び方があることが分かりました。
あるブログによると
もともとは 正藍染≒本藍染
本来の伝統的な国産の“すくも”を灰汁だけで建てる=本建て→それで染める藍染=正藍染
しかし、現在では天然の藍のすくもを使用した染 = 本藍染という意味に変わって来ているとのこと
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元来は本藍染めという言葉も化学物質やふすま、糖類などを一切使わない本建てを行う伝統的な染色方法を指している言葉であった。しかし、技術的に熟練を要しコストも高いために現在ではインド藍などを混ぜて石灰や苛性ソーダ、ハイドロ等の還元剤を使って染めている染屋や染色工場が多く、それぞれの染屋や染色工場が原料や技術的な工夫をし伝統的な正藍染めとは区別してこれらの藍染めを本藍染めと呼んでいる場合が多い。
(参照)http://www.cropozaki.com/blog/archives/9520
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文化財保護法の制定後から世間では、本来の藍染の名称を「正藍染」1:合成染料の化学藍で染めたものと区別するため、植物藍で染めること、または染めたものをいう。2:奈良時代から始まるとされる藍の自然染法。千葉あやの氏が、この方法を継承し重要無形文化財に指定された。「本藍染」合成染料の化学藍で染めたものと区別するため、植物藍で染めること、または染めたものをいう。と何と無く位置づけていました。情報の中には「正藍染」「本藍染」の記事も多くあり、藍瓶の管理の大変さを一様に語っています。ただし現実は藍の原料の生産者や栽培地域が日本でも無くなりそうになっていて、にわかに厚遇されるようになった藍染とは無関係のようでした。
(参照)
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つまり、天然の藍を使っていれば苛性ソーダやハイドロサルファイトを使用していても本藍染と名乗ってOKてことですね。
それでは本建て正藍染とは?
本建て=元来の藍建方法=地獄建て(手順が多く難しいので地獄建ても呼ばれています。)
化学薬品を一切使わず、自然界からとれる原料のみを用いる藍建て方法=蒅と灰汁のみ
蓼藍(たであい)という植物の葉を発酵させて作られた蒅(すくも)と灰汁(あく)を使い、これらを発酵させて藍を建てます。
藍が建った後は、灰汁、ふすま、貝灰といったものを使って発酵を維持し、染められる状態を保ちます。
ふすまのかわりに米ぬかを使う人もいるそうです。
発酵という微生物の力を利用した藍染です。
薬品などを一切使っていませんので、役目を終えた藍の染液、蒅は土に還すことができます。
本建て正藍染は洗濯にも強く、色移りの心配もありません。
加えて抗菌効果があることや、布を強くし紫外線などから身を守るといった効果があるそうです。
天然灰汁醗酵建-てんねんあくはっこうだて-
と呼ばれる建て方もあります。
化学薬品を一切使わず、自然界からとれる原料のみを用いる藍建て方法
蒅と灰汁の他に、日本酒、ふすま(小麦の外皮)、石灰を使用し、徐々にかさを上げながら液を発酵させていく
石灰て天然ですが目に入ったら危険なものですし・・・水溶液は火傷しちゃいますが・・・大丈夫なんでしょうか
2017年4月1日には道路の舗装で使用された消石灰が原因でやけどしたという事件もありました。
以下引用です。
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川崎市の河川敷でジョギングしていた3人が、水たまりにはまった後、足にやけどをしたような痛みを訴え、河川敷の工事をしていた国土交通省が調べたところ、舗装の工事で誤って多く使いすぎた石灰が雨でしみ出し強いアルカリ性の水たまりができていたことがわかりました。
国土交通省京浜河川事務所によりますと、今月1日、川崎市中原区の多摩川の河川敷をジョギングしていて水たまりにはまったという男女3人から、「ぬれた足が炎症を起こした」と、痛みを訴える連絡がありました。
3人は強い化学物質が皮膚に接触することで発症する「化学やけど」と診断され、一緒に走っていた10人ほどのグループの、ほかのメンバーも同じ症状を訴えたと話しているということです。
国土交通省が調べたところ、河川敷の舗装工事を担当した業者が、舗装に使う資材として石灰と土を混ぜる際に材料を誤ったため、石灰の量が多くなりすぎ、それが雨でしみ出して強いアルカリ性の水たまりができていたことがわかったということです。
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怖いですねぇ。
貝灰を使って藍建てをしているところもありますが、貝灰と石灰の比較も見てみたいものです。
まとめ
正藍染:すくもと灰汁だけで建てた藍(本建て)で染める藍染
本藍染:天然の藍を使っていれば苛性ソーダやハイドロサルファイトでも何でも使用してOK、ブドウ糖もOK
本建て=地獄建て:すくもを灰汁だけで建てる 維持には貝灰、ふすま
天然藍灰汁発酵建て:すくもと灰汁の他に、日本酒、ふすま、石灰を使用したもの
さて、地獄建てと天然藍灰汁発酵建てですが・・・相違点といえば
日本酒、石灰vs貝灰といったところでしょうか
日本酒はおまじないみたいなものと言ってる人もいます。
残った 石灰 vs貝灰 については後日