今日は、少し意外なテーマをお届けします。
声と、香り。
一見、まったく別の世界のように思えますが、実はこのふたつ、とても深いところでつながっています。
◆ 香りは、言葉より先に届く
アロマテラピーをご存じの方も多いと思います。
ラベンダーの香りにほっとしたり、柑橘系の爽やかさに気持ちが上向いたり。
香りが感情に直接働きかけるのは、嗅覚だけが脳の「感情の中枢」である大脳辺縁系に、ほぼ直結しているからだと言われています。
言葉や音は、脳で「意味」として処理されてから感情に届きます。 でも香りは、理屈より先に、心に触れる。
声も、実はそれに近い働きをします。 言葉の意味より先に、声の「響き」が相手の体に届く。
おとだまメソッドが大切にしているのは、まさにその部分です。
◆ 声も、香りも、「振動」である
物理的に見ると、声は空気の振動です。
そして香りの分子もまた、空気の中を漂い、鼻の粘膜を振動させることで感知されます。
どちらも、目に見えないのに、確かに体の中へ入ってくる。
どちらも、言葉を超えたところで、人の心を動かす。
おとだまメソッドでは、声の響きを「魂の振動」ととらえていますが、アロマもまた、香りという振動で魂に語りかけるものではないかと、私はひそかに感じています。
◆ 朗読×アロマ、試してみませんか
詩や物語を声に出して読むとき、そっとアロマを焚いてみてください。
春の詩を読むなら、ローズやゼラニウム。
静かな夜の文章には、サンダルウッドや乳香(フランキンセンス)。 力強い言葉を届けたいときは、ユーカリやローズマリー。
香りが場の空気を整えると、声がほぐれ、言葉がのびやかに出てくることがあります。
体がリラックスすると、息が深くなり、おとだまが豊かに響きはじめるのです。
◆ 「整える」という共通点
アロマもおとだまも、どちらも「治す」ものではなく、「整える」ものだと思っています。
乱れた呼吸を整える。
固まった心をほぐす。 自分らしい声を、自分らしい状態で出せるようにする。
香りを味方につけながら声を使うことで、その「整え」がより穏やかに、深く起こるように感じます。
今日はぜひ、お好きなアロマを一滴、焚きながらこのメルマガをもう一度、声に出して読んでみてください。
きっと、いつもと少し違う感覚が生まれるはずです。
◆ おとだまメソッド・ブレインボイスとは
おとだまメソッドは、日本語の音(おと)が持つ固有の響き=「おとだま」に着目し、声・言葉・呼吸を通じて自己表現と心の安定を育てる、オリジナルのメソッドです。
その核心にあるのがブレインボイス。
声の振動が脳や神経系に働きかけ、思考・感情・コミュニケーションにまでポジティブな変化をもたらすという考え方です。
話すことが苦手だった私自身が、声と朗読によって人生を変えた経験から生まれたこのメソッドを、「おとだまメソッドセラピスト養成講座」としてオンラインでお伝えしています。
声のことで悩んでいる方、自分をもっと表現したい方、ぜひ一度のぞいてみてください。 👉 https://www.sorairovoice.com/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も、あなたの声が、あなたらしく響きますように。

