子育てエッセイ本でした。(以下ネタバレするでしょう)
結婚するにあたり苗字を変えるのが嫌で入籍しないまま子育てすることになった著者の、世の中への理不尽を女性目線で書いてある本である。
たしかに周りでも旧姓の方が好きだったとはちらほら聞こえてくる。
女性の方が当たり前のように変わらなければいけないことはたくさんありそうだなとは思う。
(苗字や場合によっては職を変えなきゃならなくなることとか)
変えたくなければ変えなくてもよくて、あーだこーだ変に突っ込まれることのない世の中になるといいのになーと思って読んでました。
あとは無痛分娩でのシフト制の医者の
「もう帰るんで今の時間の担当の医者に言ってください」
発言がびっくりでいろいろおもしろかったです。
なかなかボリューミーでしたが展開が良いのかどんどん読み進められる本でした。