『うたかたの恋』 | キキままな日々

キキままな日々

長毛猫のkikiと短毛猫のチョコ…

ニャンズと仕事と宝塚(時々お孫ちゃん)の
気ままな生活です

色々なご縁が重なりまして

合計3回、観劇出来ました


『うたかたの恋』は超有名な作品…

でも、生で観劇したことが無くて…

小柳奈穂子先生のアレンジ…

更に《おとぎ話》的に成るかな…と期待!


幕開き…

大階段に敷きつめられたら赤の紋章の迫力

《これぞ、うたかた!》


最初の舞踏会に現れた時のルドルフ…

その後を語るような

追い詰められた感じ…

既に、消えてしまいそう…


物語の中でも

どんどん追い詰められる…

ルドルフの陰に

運命を操るトートを感じた…

《ああ、追いつめられていく…》


なのに、最後の舞踏会…

最後と同じはずなのに…

なんだろう…

優しさ?解放感?悟りきった感?

なんだろう…幸せそう…


マイヤーリンクでピストルを持った時…

微かな笑みのルドルフ…


マイヤーリンクでは今までと違って

『狼男だぞ』(だっけ?)

わざとらしい場面が無くて…深い雪を怖がる…

やっぱり、こっちが自然な感じ…

ベットを花びらで飾って無いのも…

(雪の中、どこから持って来た?:笑)


素直に泣けた『うたかたの恋』でした


フェルディナンド大公もまた

運命に翻弄されてる…

今までよりも多く描かれ

その苦悩も…

皇帝になれば結ばれる…

ルドルフを追い詰める駒にも

成らざるをえない…

最後、マイヤーリンクの場面…


個人的には…

まどかちゃん

声を高めにしているのがちょっと気になったけど

《憧れの王子さまと一緒に逝けて幸せ》

若さで走り切ったってマリーって感じた


ステファニーさん

綺麗で…政略結婚とはいえ

今までのように垢抜けない感じや

キツイイメージを、感じなかったから

なぜルドルフさんはこっちを見なかったの…

と、それなりに幸せになれたのに…なんて


あと、ステファニーの侍女さん

表情がコロコロ変わって

《好奇心》?

ステファニーの反応を楽しんでるように見えた


最後の舞踏会は

《それぞれ》の想いが溢れてて…

あちこち見てました

(これも三回観られたからかな)