2019年に入り、1月末に初めての産婦人科での定期検診がありました。

その際にお腹の赤ちゃんがすでに下がってきているとのことで切迫早産の診断があり、結果的に、この日(妊娠27週目)から37週目まで約3ヶ月間の自宅安静をしていました。

また、2月中旬の妊娠中29週目で陣痛が来てしまい、1週間の緊急入院もしました。

 

今はようやく38週目で正産期にも入り、あとは赤ちゃんが産まれてくるのを待つのみとなりました。

 

【妊娠25週目】

 血液検査 + 尿検査 + 糖負荷試験(75g)費用62.73ユーロ

 

保健所(ASL)で実施。診察室には血液検査をするために多くの人が並んでいましたが、糖負荷試験は時間がかかるため先に待っている人より優先して検査をさせてもらえました。糖負荷試験ではまず試験前に血糖値を測り、その後コップ一杯のブドウ糖を飲み、1時間、2時間ごとに採血して検査は終了。飲んだ後は、待合室でジッと時間が経つのを待つのみ。

その日の夕方にはネットで検査結果を見ることができ、問題無くて一安心。

 

 

【妊娠27週目】

 ・8回目の産婦人科検診

年末年始に入院した際のカルテ、最新の血液検査、尿検査、糖負荷試験の結果を提出。エコー検査をしようとしたところ、お腹が張っているとのことで内診をしました。そこで切迫早産の診断を受け、自宅安静するよう指示される。

 

 

【妊娠29週目】

左側の下腹部がズキズキと痛み、腰も痛くて緊急外来へ行ったところ、陣痛が始まっているとのことで、その場で即入院となる。1週間後に退院するも自宅での注射、陣痛抑制剤での治療を行う。公立病院のため、入院費や全ての検査費用は無料。

 

 

【妊娠32週目】

 ・血液検査、尿検査 費用120ユーロ

 

切迫早産で自宅で絶対安静のため、検査といえども担当医師から外出許可が降りず、医師を自宅に呼び自宅での採血、尿検査を行う。その為、費用も通常の倍以上になってしまいました。

 

 

【妊娠34週目】

 ・9回目の産婦人科検診 費用90ユーロ

 

血液検査、尿検査の結果を提出。赤ちゃんは順調だが、引き続き自宅安静をするようにとの指示。

 

 

 ・出産予定の病院で麻酔科との面談 費用76ユーロ

 

出産時に無痛分娩にするかどうかの話をし、私はその場では無痛分娩にすることを決断できなませんでしたが(できれば自然分娩を希望)、赤ちゃんの状況を見て無痛分娩が必要なとなった時のための同意書にサインをしました。

 

 

【妊娠35週目】 

 ・妊娠後期胎児ドック 費用100ユーロ

 

 

【妊娠36週目】

 ・出産予定の病院にてNST検査  費用22.5ユーロ

  

日本では臨月に入ると1週間ごとに検診があり、内診などをして子宮口がどのくらい開いているかなどチェックすると思いますが、私の通う産婦人科での検診は34週目が出産前最後の検診でした。それ以降は週1回、病院でNST検査を行うだけで、内診などはありません。

 

 

 ・膣検査と出産時に立ち会う人(夫)のサルモネラ菌検査 費用25ユーロ(膣検査)+ 20ユーロ(サルモネラ菌検査)

  

プライベートのクリニックで行いました。(私の勤めている会社の保険が適用されるので、後ほど申請すれば約半分近くのお金が返金されます。)

 

 

【妊娠37週目】

 ・血液検査、尿検査 費用55.45ユーロ

  

保健所(ASL)で実施。出産前、最後の血液検査と尿検査。この日も多くの人が検査待ちで待っていましたが、妊婦は優先して検査を受けることができました。

 

 ・出産予定の病院にてNST検査  費用22.5ユーロ

 

 

私の妊娠生活は妊娠初期から悪阻もあり、途中で救急車に運ばれ入院したり、その後は3ヶ月の自宅安静で食事、トイレ、シャワー以外はベットでの寝たきり生活で、精神的に辛かった妊婦生活でした。

でも今となっては良い経験と思って、あとは元気な赤ちゃんが産まれてくるのを待つのみになりました。

まだまだ出産するまでは安心できませんが、母子ともに無事に出産できることを願うばかりです。

 

私にとって2019年、大変な年明けとなりました。

 

 

というのも、昨年2018年12月28日の夜のことでした。3日前くらいから左側の肩や腕が痛く私はてっきり寝違えたと思い、湿布をして過ごしていました。

それが28日前日から呼吸をすると胸も痛み出したのですが、それでも時間が経てば治るだろうと軽く思っていました。

 

 

12月28日の夜は夫と友達とボーリングへ。妊婦の私は見るだけにしようと思っていました。ボーリング場は冬休みの子供連れ家族が多く、賑わっていました。

 

 

ボーリング場内にあるレストランで夕食を済ませ、いよいよボーリング開始。と同時に胸がさらに痛み出し、座っているのもやっと。呼吸をするのもだんだん苦しくなり、ついにはソファーの上で横になりましたが、とにかく苦しい。

 

 

夫が慌てて救急車を呼び、10分ほど待つと救急車が到着。イタリアの救急隊員は運転手以外に一人だけ。救急隊員が階段があるからストレッチャーで私のいるところまでは行けないから、ここまで歩いて来いと言うのです。

 

 

夫に支えながら何とかストレッチャーまで行き、救急車の中へ。病院に着くまで10分くらいでしょうか、救急車の中では何も処置もされず、引き続き苦しいのを我慢。救急隊員はというと、誰かと電話で全然仕事と関係ない事を話している様子。

 

 

病院に着くと、他にも運ばれてきた救急患者が順番待ちをしていました。お腹の赤ちゃんの事も心配だし、とにかく呼吸をするたびに胸に針を刺したような痛さで苦しくて辛い。

 

 

ようやく、私の番が回ってきて血圧と心電図を測り、その後に産婦人科へ。産婦人科で診察台に上るのもやっとで、とにかく胸が苦しくてジッとしていられない。エコーで、ひとまず赤ちゃんの心拍を確認し安心しました。その後、点滴を打つも痛みは治らずベットの上でジタバタしていると、看護師が「痛いのはわかるけど、我慢しなさい」の一言を言い、診察室から出て行ってしまいました。

 

 

私の隣には心電図検査を行っている妊婦さんが一人、私のことを「大丈夫?」と声をかけてくれ、心配そうに見ていました。その後も、とにかく胸痛が酷くて体をバタバタしていたら、その妊婦さんが医師を呼んでくれて、心臓内科へ行くことに。

 

 

診察室を出ると、夫が待っていてくれていました。そして看護師と夫と共に車椅子で心臓内科へ。心臓エコーの結果、心膜炎という心臓の膜に何らかの原因で炎症が起こる病気でした。

 

 

この後、産婦人科に戻り、夫と医師の説明を受けて、このまま入院することに。時刻は夜中2時。夫はすぐにパジャマや洗面用具などを家に戻り取ってきてくれました。

 

 

当初、医師の話では3日で退院と言っていたのが、再度心臓エコーで入念に検査した結果、1週間入院+1週間自宅療養となりました。

 

 

病室は明日にでも産まそうな妊婦さんや出産を終えたばかりの妊婦さんとの4人部屋。日本は帝王切開などで出産した人は1週間くらい入院が必要となるようですが、イタリアは何も問題無ければ3日で退院。私の隣にいた人も帝王切開した3時間後に、トイレも食事もできない体のところに赤ちゃんが戻ってきて、母乳をあげていました。

 

 

もう一人の帝王切開した人はお腹の傷が痛くて赤ちゃんを新生児室に預かってほしいと看護師にお願いしていましたが、看護師は「あなたの子供でしょ。自分のお乳をあげないとダメ」と言って、お母さんに赤ちゃんを戻していました。

なんてスパルタ!と思いながら、自分の出産前に、このようなイタリアの病院事情を見れたおかげで、事前に心構えができて良かったと内心で思いました。

 

 

ちなみに私がいた病院ではベットごとに番号が付いていて、医者、看護師は患者を名前で呼ぶことはなく番号で呼びます。看護師もみんな対応がそれぞれバラバラ。ある看護師に点滴の針を固定しているテープが剥がれてしまったので、貼り直して欲しいって言うと、それくらい大丈夫よと言われ、剥がれたままに。その後に、他の看護師が来て、「何これ!?誰が貼ったの?」って言って、丁寧にテープを貼り直してくれました。そして看護師同士のコミュニケーション不足で、私は妊婦だけと全く妊婦と関係ない病気で入院しているのも知らず、私が胸を苦しそうにしていると何度も「何で胸が痛いの?」と私に聞いてきたり。

 

 

今回のことは、もっと自分が妊婦であることの自覚をして少しでも体調が悪かったら病院へ行くべきだったとお腹の子に申し訳なくて、入院中も何度か泣いてしまいました。年末年始も病室で人生初の寂しい年越しとなりましたが、今はお腹の子も順調で自分自身の病気も回復へと向かっていて、ひとまず一安心です。

 

 

 

イタリアに来て5年が経ち、現在第一子を妊娠中(妊娠6ヶ月)です。

そこで、イタリアでの妊娠から出産までの流れや費用について簡単に書いていこうと思います。

 

イタリアでは公立の病院を利用すれば、検診から出産までほぼ無料で受けられます。

ただし、無料なだけあって検診にも予約がいっぱいで受けるべき検診が受けれなかったりすることもあったり、毎回検診する医師も異なります。

イタリア人はプライベートの産婦人科で検診を受け(1回あたりの検診は90〜150ユーロ)、出産時は公立病院を使うのが一般的のようです。ただし、かかった費用は年末調整で一部返金されます。

私は高齢妊婦という事もあり、きちんと検診も受けたかったのでプライベートの産婦人科を選びました。

 

またプライベートの産婦人科では、検診時に担当医から次回の検診までに必要な検査項目を指示され、次回の検診までに産婦人科とは別の場所(保健所やクリニック)で検査を受け、定期検診時に担当医に、その結果を提出します。そして、そこで担当医が検査結果をチェックするという流れになります。

 

 

【妊娠の兆候】

今年に入り私達夫婦は妊活をしていました。そして8月下旬のこと。

生理が1週間遅れ、この頃から、体のだるさ、頭痛など風邪に似た症状が現れました。

 

 

【妊娠発覚(妊娠5週目)】

・妊娠検査薬で陽性反応。翌日2回目の妊娠検査薬でも陽性反応

・血液検査(Beta H.C.G値)で妊娠確定 費用27.5ユーロ

・産婦人科初受診。エコーで胎嚢確認。子宮頚がん検査も一緒に行う。 費用150ユーロ

・保健所(ASL) で妊婦リスク証明書(certificato di gravidanza di rischio)発行

 

血液検査翌日、職場の上司に妊娠報告。

午後には自宅に帰され即産休に入りました。イタリアでは接客業という立ち仕事は、妊婦への流産のリスクがあるなどして、医者から妊婦リスク証明書を発行してもらえれば正式な産休(出産予定日の2ヶ月前)に入る前に産休に入ることができます。お給料は全額支給されます。

この証明書の発行は、まず産婦人科の医師に妊婦リスクの診断書を書いてもらい、それを持って保健所(ASL)に行き、そこで証明書を発行してもらえます。ただし有効期間は1ヶ月なので正式な産休(出産予定日の2ヶ月前)に入るまで毎月同じ手続きを行う必要があります。


 

【妊娠6週目】

・血液検査(Beta H.C.G値) 費用27.5ユーロ *プライベートの検査所にて行いました

 

 

【妊娠7週目】

・2回目の産婦人科検診。エコーで心拍確認できず、来週に持ち越し。費用0

 

 

【妊娠8週目】

・血液検査(Beta H.C.G値) 27.5ユーロ

・3回目の産婦人科受診 エコーで心拍確認 費用0

 

 

【妊娠11週目】

・4回目の産婦人科受診 血清マーカーのための血液採取、エコー検査。費用150ユーロ

 

 

【妊娠13週目】

・5回目の産婦人科受診。担当医とは別の医師による妊娠初期胎児ドッグ 

 

 約30分かけてエコーで、じっくり赤ちゃんの手足、後頭部の浮腫みなど確認しました。

 費用0

 

 

【妊娠14週目】

・6回目の産婦人科受診。費用90ユーロ

 

担当医に前回の胎児ドッグの結果や血清マーカーの結果を提出。結果は異常無し。

 

 

【妊娠15週目】

・血液検査、尿検査 費用340ユーロ

 

血液検査は血球数、赤血球数、トキソプラズマ、HCV、HBsAgなど15種類以上の項目について検査しました。

来週の羊水検査までに、この血液検査の結果が必要だったため、プライベートの検査所で血液検査を行いました。

検査費用は340ユーロかかりました。保健所(ASL)であればおそらく50ユーロくらいで済むと思いますが、

保健所は待ち時間も長く、悪阻もあった私には辛いので今回はプライベートの検査所で血液検査・尿検査を行いました。

 

 

【妊娠16週目】  

・羊水検査のカウンセリング、3日後に公立病院で羊水検査実施 

 

  カウンセリングは約30ユーロかかりましたが、イタリアで35歳以上の妊婦さんには羊水検査は無料で受けることができます。

34歳以下で羊水検査を受ける場合は約1000ユーロかかります。

 

 

【妊娠18週目】

・インフルエンザ予防接種

 

ホームドクターで実施。費用無料

 

 

【妊娠19週目】

・ 血液検査、尿検査 費用50ユーロ

 

前回と違い、悪阻もなくなり体調も良いので ASLで血液検査・尿検査を行いました。この検査を行うためには、まずホームドクターのもとへ行き、リチェッタと呼ばれる検査項目の書いてある指示書を発行してもらう必要があります。そのリチェッタを持って朝7時半に保健所に行くと、すでに大勢の人集り。受付から検査終了まで1時間半かかりました。

 

 

【妊娠20週】  

・妊娠中期胎児ドッグ 費用180ユーロ

 

説明なども含め約1時間かけて胎児の心臓、肝臓、脳など異常がないか細かく検査。結果、異常無し。ただし妊娠20週目にしては胎児が少し小さめと言われましたが、担当医師が基準サイズがイタリアサイズで私たちの赤ちゃんは日本サイズだから少し小さいのかもねって言われました。費用は180ユーロでしたが、今回胎児ドッグを受けたクリニック(産婦人科とは別のところ)は私の勤めている会社の保険が適用されるので、後ほど申請すれば約半分近くのお金が返金されます。

 

 

・7回目の産婦人科検診

血液検査、尿検査、胎児ドッグの結果を提出。担当医師が検査結果を確認したところ、血液中の鉄分が基準値より低いと言われ、鉄分のサプリを処方するよう指示されました。

 

 

以上な流れで、今年の検診は終了しました。これまでの検査で赤ちゃんに異常はなく、順調に成長しているということで、油断は禁物ですが、ひとまず安心して年越しを迎えられそうです。