おはようございます

今日も、私の癒しの隠れ家的喫茶店で、一人モーニング


窓から池を見ながら、暖かいお握りモーニング食べてます


さて、昨日グリーフケアの講座について話した中で、夫にふれました

なので、少し夫の事を書きます。


私は、人が亡くなったら「無」になったら良いと思っていると、何度か書いたと思います


亡くなった夫も、これから亡くなる私も、「無」になったら良いと思います


夫が亡くなって、二年と八ヶ月

最初は会いたくて

会いたくて

悲しくてたまりませんでした。


親を見送った時は、これからは見守ってくれる

病院に見舞いに行かなくても、いつでも側に居てくれる

何故か、悲しい中でも、暖かい気持ちにもなりました。


夫の場会は、全然違いました。


会いたいのです。


私の願いはただ一つ


仕事から帰って来る時間に

ピンポーンと押して、夫が家に帰って来てくれることでした。


そしたら、

久しぶりだね~って言って

ハグします。


そんな場面を、何度も何度も、何度も想像して

当然叶わなくて

何度も何度も、何度も泣きました


夫が亡くなってから、我が家は恐怖の館となりました


物音はもちろんのこと

テレビ、時計、ろうそく、扉………なんかね、凄いんですよね、いろいろと。


テレビは、メーカーにまで電話して

こんなことおきますか?

って聞きました


コンセントを抜いても、まだ起こるようなら、テレビが原因ではないないです……って


それって、どういうこと?絶望


怖すぎて、コンセント抜けませんでした。


こういう事が亡くなった人からのサインと捉える人も入るでしょうけど

私は、全然そんなこと思いません


もし、そうなら、私が怖がっているのを何が楽しいのでしょう


いちいち怖がっても、この家に住めなくなるから、やり過ごしています


最近は減りました


結局、魂が残ったって、

心が残ったって

何もできません


それって本当に夫が可哀想。


もし、私が同じ立場になったら、

私が亡くなった事で、大切な人が悲しみにくれているのを見ても、何も出来ないなら、本当に可哀想です


頑張って、不思議な現象を起こしたとしても

怖がらせて何が楽しいの

って思われるんだよ。


反対に、生きている私は、今この時に夫の魂が私のすぐ横に居ても、感じなかったら、それは居ないと一緒です。


それも、夫が可哀想です。


私は、頑張った時に頭ポンポンして欲しい

困った時に、話を聞いて欲しい

同じものを見て、大笑いしたい


それが出来ないなら、横に居てくれても、私は気付かないから居ないと一緒です。


だけどね、私の心の中には夫がいます


だから、話しかけるし、相談したりもする


全く役にはたたないけど

それでも、楽しかった思い出と一緒に、夫は心の中にいる


会いたいと思えば

それこそ、まぶたの裏にいますよ


おぉっとーー

書いていて涙が出てきました💧


そうです、最近は夫に冷たい私ですが、思い出せば秒で泣けます


それでいいんじゃないですか


魂が側にいても、いなくても

夫は私の中で生き続けているんだから


もし「無」でなくても

魂の行く場所があるなら

いつまでもここにいないで

その場所で、楽しくしていて欲しいです


あんなに会いたくて

会いたくて

もちろん会えなくて


そんな日々から少しずつ自分を納得させて、心の整理をしつつ今に至ります


先日私は微熱と平熱を繰り返すという体調の悪さを経験しました


初めての経験で、完治する先が見えずに、辛かったです


体調悪くても、いつも夫の事を気にしていた私は

自分の好きなだけ寝ていられる事を良いこととポジティブに受け取っていたこともあります


けど

今回は、甘えてるかもしれないけど

本当に落ち込みました。


一人暮らしの孤独を感じました


そんな中

熱があった最後の日の夜

私に布団を肩までかけてくれた人がいました


朝、目覚めた時は覚えてなくて


その後、

はっとして


そうだ、確かに布団をかけてくれたよね………


それは、夫でした。


夢かもね、妄想かもね


でも、両手を広げて、私の肩まで布団をかけてくれた夫を見たのです


夢でしょ、妄想でしょ


でも、もう何もかも嫌だ

そう思った時に、側にいて欲しい人は

夫だったんでしょうね


今日、お線香あげている時に


今日は、今から出掛けて来るよ

ちょっと体調戻ってきたよ

あの時は、夫さんの居るところへ行ってもいいかと思ったくらい、調子悪かったよ


って言ったとたんに、涙がボロボロ出てきました


そして、モーニングの後、池の周りを歩いていたら、また涙が出てきました


夫が亡くなって間がない頃は

ボロボロに泣きながら歩いていました


今日は、じわ、だけど

最近はそんなに泣くことも無かったのに

涙腺がゆるゆるです。


私の頭の中に、両手を広げて、布団をかけてくれる夫の姿が残っています


でも、今だって「無」になった方が良いと思ってますよ


私の思いが形になって見えたのか

あの日、夫が存在していたかはわからないけど


まぁ、思い出しては泣けますわ💦


これも私の心の栄養として

美味しく頂きます🍴🙏

これから、一人を生きる私の活力にします。


二人で過ごしたのは、長い年月だったもんね


その間の二人のことは

二人だけしかわからない

改めてそう思いましたとさ…。


めでたし。めでたし。