実は、さっきまで全く違うネタでブログを書いていたのだが、どうにも文章がまとまらず、仕舞いにゃ肩が凝って仕方がないものだから、一旦中断して



会いに行って
しまった。



誰にって?

そんなもんお前決まっとるわい。



ケンジだよ。



ケンシロウじゃねぇよ。



ケンジだよ。



……そう。

裸の貴公子『源氏の君』である!!



今日は土曜日。

チビッ子スイミングスクールも新生徒を迎え、前にも増して大賑わいだ。

駐車場は満杯だし

受付は親で溢れてるし…


帰ろかな……


……って思ったんだけど!!




……見つけた。

ケンジ、いた。




……退け、ガキども!!





ケンジの一番裸は渡さん!!

子供たちを押し退け、私は我先にとプールサイドに踏み込んだ。





ケンジ!!どこにいる?!



……むっ?!




あらららら!!


ケンジったら、一人で準備体操してる…

伸びた上腕三等筋がセクシーすぎる…

あぁ…

早くその長くしなやかな腕で…





 

心で語りかけながら、ケンジの前を通り過ぎようとした私に…



『こんにちは』



……はぅっ?!



ケンジ……

もしかして……今の……

今の私の声をキャッチしたの?!



『今日は歩かれるだけですか?』


『はいっ?!そうですねっ!はい!』


『実は今月から少しコース編成が変わりまして…』


ねぇ、ケンジ…

それは私たちの関係にも変化が生まれたということ……?!


『歩かれるだけならこのままのコースでいいんですけど…』


そんなの良いわけないじゃない!
そうでしょケンジ!?


『あのコース案内表示…ここからだとちょっと見えにくいんですけど…』


あぁ……ケンジ……

ケンジやめて……



顔が近い…



『もし、泳がれるのであれば』



肌が近い…



こんなに急接近した私たちが
今は『歩くだけ』の関係ならば…



『初級・中級・上級と新しい表示になってますので』



じょ……  

じょっ……


上級コース


ではどんな関係になるというのっ?!




上級…
上級コース…


めくるめく
上級コース…




………………はっ。

……そうか!!


ケンジ……

あなたは私に上級コースがどんなものか…






と…。

そう伝えに来たのね?!



……ああ、ケンジ……

あなたって本当に……


罪な人…



それでも私はそんなあなたを





……









だから


早く私を
抱き締めて!