ディカフェコーヒー | 本田加奈オフィシャルブログ「Phytotherapie Life」Powered by Ameba

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父の看病を通じて出会ったフランス発・フィトテラピー。
AMPP認定メディカルフィトセラピストとして、ローフードマイスターとして、日々実践しているフィトライフを綴ります。



昨今の健康ブームの中で、特にディカフェのコーヒーや紅茶などが


アメリカを中心に、健康志向の人の中で流行っている、というか定着しているようです。


日本でも健康志向レストランなどではよく見ます。








私もローフードでは、「ローライフではカフェインは推奨しない」と習ったのですが、


コーヒーは大好きなので…コーヒーだけはやめる気もありません…w








が、先日デカフェコーヒー豆を買う機会があり、豆を挽いてもらう作業の間に、店員さんに


「デカフェといいつつも、微量のカフェインは残りますが良いですか?」と聞かれました。








「良いですよ~。でもなんで残るんですか?」と聞いてみたところ、興味深い回答が。








「日本では、カフェインを抜く方法としては、水に浸してカフェインを抜くというものしかできないんです。


アメリカでは薬剤を使ってカフェインを抜く、という方法も認められているので、100%カフェインフリーということが可能なんですが、日本では認められてないので、どうしても微量残ってしまうんです。」とのこと。








「カフェインを微量摂るか、薬剤に浸かっていた完全デカフェを飲むか、微妙なとこですね。」








なんて井戸端会議をして帰宅したのですが笑、ちょっと気になったので調べてみました。








脱カフェイン方法として、一般的に知られているのは


・有機溶媒抽出法


・超臨界二酸化炭素抽出方法


・水抽出方法








というのが最もポピュラーなもののよう。








色々な文献を読んでみると、とにかく説明が難しいのでざっとまとめると…w








日本では認められていない、というものは「有機溶媒抽出法」のよう。


豆を溶媒に直接浸す、ということから溶媒の残留の可能性が否めない、とのこと。


そして、その溶媒が人体に有害なものがある、らしい。








「超臨界二酸化炭素抽出法」というものは、有機溶媒抽出法のように有害なものの残留はないとのこと。








そして、日本で認められているものは「水抽出法」というもののよう。








カフェインをどこまで生活の中から排除するのか、というのは個人の選択だとは思いますが、


「依存」「飲みすぎ」はカフェイン過多で問題。


ですが、カフェインも健康面でもメリットが沢山あるので、なかなか悩ましいところ。








丸山コーヒーでは、水抽出法を使って99,9%デカフェ処理しているよう。


丸山コーヒーデカフェ方法








こだわりのコーヒーブランドでは、丸山コーヒーのように、「どうデカフェ処理しているか」を


HPなどで明記しているところが多いよう。








単純に「デカフェ=身体に良い」と思うのではなく、


デカフェコーヒーを買う前に、各ブランドのHPを調べてみた方がよさそうです。








読み返してみたら、子供の読書感想文みたいな記事でした…笑