「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」 | kikikoのブログ

kikikoのブログ

吃音・うつ病・アダルトチルドレン…
いろんな自分と日々向き合っています。

大学生の息子が二人。
ママ友ゼロ、気軽に会える友達もゼロ、夫と愛猫が話し相手のぼっちのブログです。


吃音の物語。




漫画
アニメ
実写版




実写版の自己紹介のシーンは本当にリアルだ




吃音の私からみるとすごくよくわかるが
非吃音の人がみたら
吃音というものすら知らない人がみたら
どう感じる物語なんだろう

吃音シーンがありすぎてみるのがしんどくなり
実写版は途中で見るのをやめてしまった








自己紹介なんてなくていいのに…と思う




大人になったいまも頻度は少ないが自己紹介はある

前もってわかる時は避けている
完全にトラウマだ

逃げ続けているから克服できない

わかっている


でも
いざ喋るときよりも
自分の順番が回ってくるまでの緊張
その日が来るまでの緊張
その瞬間を迎えるまでの
長い長い日々もとてつもなく辛いのだ






この志乃ちゃんの吃音はわかりやすいが
難発の吃音は人にわかりにくい





私は難発なので
どうしても困る時は吃音であることを伝えるのだけど



?(°_°)?



みたいな顔をされて伝わらない


そうだよね、
吃音との長い付き合いで言い換えがうまくなり
ほぼ普通に話してるもの…

隠しているのに知っても欲しいという
なんとも複雑な現状…




成人ではおよそ100人に1人は吃音の症状があるらしいが認知度は低い気がする





職場では
面接の時には伝えたが
スタッフには伝えていない

なので声が出るか出ないか
内心ビクビクしながら電話をとるし電話をかけている




出ないときの苦しい顔
これまではマスクで見えなかったが
ノーマスクになり隠せなくなったな…




そんな不安
長いマスク生活で忘れていたが
いまブログを書きながら思い出してしまったな




最近仕事でも吃音で緊張することがあり
タイムリーにテレビ放送もあり
久しぶりに吃音のことを考えたが
私はまだまだ吃音のことを恥ずかしいと思っているのだと思った