キキの脳腫瘍疑いの診断がおりました。

忘備録として経過を残します。

2月前半の3連休でこすずとキキと6年ぶりに福岡に新幹線で帰省しました。こすずは3回目キキは初めてでした。2時間半の京都を何度も経験したためか、キキは到着30分前くらいに少し鳴きましたが、帰りはどちらも疲れていたせいか、全く鳴かず動かずでクリア。2泊した実家の広いお庭を堪能して帰ってきました。






2月後半の3連休の前からキキがよく震えるように。

以前も震えが出ることはあったのですが、一時的で寒さ?恐怖?とあまり気に留めていませんでした。

24日に一応受診したところ、寒暖差から胃腸炎では?と言われ、痛み止めと整腸剤の処方。お腹は全く悪くなかったのですが、その週は夏日の翌日に真冬日と異常な寒暖差で、調子が悪くなってもおかしくない気候だったので、そんなものかと納得。お散歩も日常生活も普通で良いと言われました。


帰宅してからは元気で震えも出ず、翌日も普通でした。

午後から犬イベントで出かけ、お泊まり。近場だったし、体調も良さそうだったのでキャンセルせずに行きました。

その日も寒い日で、夜ごはん終わって部屋に戻った頃からキキは狭いところに潜り込むようにして寝てしまいました。





26日の朝、またキキの震えが復活。

でも食欲もあり、お散歩も張り切って行き、お腹の調子も良い。帰宅したら震えっぱなし。


26日の夜に再度受診。丁寧に診察してくださり、腰痛との診断。もしかしたら脳神経系の疾患かも、と言われました。痛み止めをいただき安静指示が出て帰宅。

しかし効かず。震えっぱなしの上、ぐったりしている時間が長くなりました。


それでもこすずと散歩に行きたがり、散歩の支度を始めると、ぐったり寝ていたのにストーカーのようについてまわったり、かえって良くないし、排便の問題もあったので、カートでお散歩に出るように。


そのまま頂いた痛み止めが切れる前にと3月2日に受診。レントゲン、エコー、採血でも特に原因判明せず。やはり腰痛っはないか、椎間板なら2〜3週間かかると副作用の少ない痛み止めに処方が変わりました。


すぐにクレートに入りたがっていたキキ。多分体を支えてもらえるから楽だったのでしょう。



しかしながらどんどん悪化。自力でごはんを食べられず口元まで手で運んでようやく食べる、排泄コントロールが効かずオムツになる、ふらつくようになり足が突っ張るようになったため、4日に急遽受診。

ふらつく様子を見て、脳神経系の疾患との診断。

多分脳腫瘍だろうとのこと。リンパ腫からの転移の可能性も、とのこと。

MRIは撮らずに、脳腫瘍の際の処方を試すことに。

抗痙攣剤としててんかんのお薬とステロイドが処方されました。てんかんのお薬は効くまで最短でも4〜5日かかると言われました。


5日にはふらつきと足のつっぱりが酷くて歩行もかなり困難に。ただ、オムツにしてからはこのところ1日2回にまで激減していた排尿が、一気に増えました。排尿の時は寝ていても必ず立ち上がってトイレに行こうという様子が見られるのでわかりやすくて助かります。34枚のマナーウェアのパックを1日で半分以上使いました💦



お昼までは何とかオヤツなどが欲しくて歩いてきてもらって食べていたのに、夜はもう噛むこと、嚥下することがうまくできず、ピューレタイプのものしか食べられませんでした。

匂いも嗅げているか、目も見えているか微妙な感じで反応も乏しくなってきました。


早くてんかんのお薬とステロイドが効いて、進行が止まってほしい。


15年前、母を肺がんで亡くしましたが、やはり最後に脳転移して大変だった時を思い出しました。

認知症のような症状が出ましたが、それが急激に進行するので、対策が後手後手になって本当に大変でした。

昨日まで使えていた携帯電話がいきなり使えなくなる、忘れ物をする、1人で電車に乗れていたのにいきなり待ち合わせなどわからなくなる、迷子になる、朝ごはんは普通に食べられたのに食後の薬の服用で、飲み込めなくなる…。

母もまっすぐに歩けず、よく廊下の壁に寄りかかるようにして歩いていました。


母は点滴で寝たきりになってからも2ヶ月近く生きましたが、キキは口から食べられなくなったらどうするのか。

まだよろよろ歩けていますが、寝たきりもカウントダウン。

さすがに先を考えるのが苦しいです。キキを譲り受けた保護団体さんにキキの状況をメールしたら、具体的に準備しなければならないことをアドバイスしていただけて、本当に助かりました。

母の時のことは自分の中で封印されていたようで、キキを目の当たりにしたらフラッシュバックして崩れ落ちそうな感覚を味わいましたが、その返信に支えられました。


まだまだこれから、どれだけキキとの暮らしが続くかわかりませんが、できるだけのことをして少しでもキキとこすずと穏やかにに過ごせるようにと願っています。