先日、元赤坂芸者そして作家の千代菊さんとお話しさせていただきました。

改めて今聞くとなんとも昭和の匂いプンプンで。

のっけから、誰もが知る有名政治家が胸を鷲掴みに触ってきたと語る。

もっと面白いのが、それを語る千代菊さん。

「何よあんた。気持ち良いじゃない。」

これだから、赤坂で芸者として残って来れたのか、これも昭和という時代だったのか。

 

 


この、あまりにも普通だった昭和の常識が今では非常識になり。今はそれを題材にしたテレビドラマまでできちゃうくらいで。

また時代が巡りめくって、今の常識が非常識な時代が来るのだろうな。

私はね、学生時代からいつでも問題児で過ごしてきたのですが一つだけ自分を自慢に思ってきたものがあって。

それは、流されない。というもの。

ま、これがあったからこそ苦労した方が多かったんだけれど。

先生の言うことを間に受けない。
マスコミに踊らせられない、とか。

と言うより、何が真実かはあまりこだわらなかった。

誤解のないように。

もちろん、今の性加害問題、戦争やいじめ問題が真実か否かどうでも良いと言っているわけでは決してなく。

コロナです、地震が起きそうです、少子化です。それに伴って対策はこうしましょうああしましょうと言うのもあまり信じない。

そもそも、少子化がそんなに未来にネガティブな事を引き起こすかなんてなってみないとわからない。
地震は、避けずにはいられない地球の変化。




テレビでやらせがあったりさ。

やらせも、嘘も、先生の間違った常識も面白いと思えば面白い。

それで、人が傷つく事なければね。

人って、自分ね。自分さえ傷つかなければ一つのエンターテイメント。

でも、それを真剣に間に受けて、そして怒って、そしてその発信元や相手を攻撃して。

「嘘いうな!」「信じていたのに!」「愛してたのに」

でも、信じたというのも自分の選択。嘘つきが悪いというより、何を信じるかの方が重要で。
嘘つきが良いとは言ってないんだけれどね。嘘つくとそれなりに原因結果をその瞬間から作ることになるので。

ましてや、やらせの番組をもし仮に本当だと信じてテレビに釘付けで見ていたのならそんな楽しい時間をくれたやらせに感謝ですよ。



恋愛だってさ、裏切られたとしても人を愛したと言う経験はかけがいのない人生の財産になると思う。それがその人の深さを作るなら愛した事ない人より、よっぽど人生を生きてる感じがする。

エンターテイメントのない人生ほど虚しいものはない。と思う。
だって、すべては想像力だからと思うから。

いじめも、ふんぞり返った政治家の法律も、恋愛も想像力があればどんなにか相手の事を思いやれるか。

ニュースも、やらせも、嘘つきもエンターテイメント。

もっと言ったら、人生そのものがエンターテイメント。

それを信じるかが、私たちの選択の自由! 

真実を追求しすぎて絶望するのが嫌で何もしないなら、色々な思いや経験を楽しむ人生。そんなのが私は好き。

それが本当の意味での使命のような気がする。

一瞬一瞬、命を使ってるってね。

 

 

カードカウンセリングやってます。