明けの明星…
明け方に見える金星のことで、別名『一番星』です。
現在、東の地平線に太陽が昇る頃、ひときわ美しく輝く金星を見ることができます。
今年いっぱい見ることができ、およそ1ヶ月に一度細い月と並ぶ金星が見られますが、今頃が最も輝きを増し、次の月と金星の接近は9月14日、その幻想的な眺めは見事で一見の価値があります。
無限に広がる空を見上げる時、いつも宇宙に抱かれている感じがするのは私だけでしょうか。
占星術のチャートの惑星そのものが実際に空に美しく反映されるのを見ると、あぁ、私達は本当に生かされているんだと感じます。
森羅万象に畏怖の念を抱きながら、生かされていることを想う時、すべての苦しみも悲しみも必然でただそこにあることを知ります。
子どもの頃から悲しいことがあると、いつも空を見上げていました。
喜びに溢れる瞬間も、美しさや優しさに胸を震わせる時も、絶望に泣き叫ぶことや、孤独に吸い込まれる恐ろしさも、すべてが魂に刻み付けられ、銀河を越えて、次の未来へとそれらを持っていくのでしょうか。
今のあなたには、胸が引き裂かれるような思いを、張り裂けそうな心の痛みを聴いてくれる人はいますか。
受け止めてくれる人はいますか。
そんな痛みを受け止められる人間になりたいと思っていたけれど、まだまだ魂の修行は続きそうです。
人生は苦しいことの連続です。
それを体験しながら魂を磨くことをやり続けていかなければなりません。
自分の運命は自分の手で切り開くもの。
誰に決められるものでもありません。
でも夜明けが遠くて暗闇に打ちひしがれているなら
どうぞあなたの一番星を見つけてください。
救いの手は必ずあるのだと信じてください。
見上げれば必ずそこにあるのですから。
歴史的一年になるであろうこの時代を、私達は確かに生きているのです。
現在の殺人的猛暑と新型コロナウィルスの蔓延で、動きたくても動けないジレンマがあることと思います。
一緒に越えていきましょう。
そしてどうぞ、それぞれの命を大切にしてください。
久しぶりの配信でしたが、お読み頂きありがとうございました。
追伸
最近、自身のブログを開くことも全くなかったのに、コンスタントに新しくフォローしてくださっており、また前回の記事もたくさんの方が読んでくださっていて、本当に嬉しく感謝申し上げます。