私は
前世を知ることが
魂の目的とか
人生のテーマを知るための
ヒントになると思っています。
それは
前世を思い出すと
叶えたかったけど
叶えられなかった願いや
やり遂げたかったこと
成功させることができなかったこと
などが、
今の自分の人生での
やりたいことや
叶えたいことと
同じだったり
あとから
繋がっていると
自分自身の前世を見たあとに
感じたからです。
私は子供の頃から
自分は幸せになってはいけないと
なんとなく漠然と思っていました。
子供の頃は
特にそれに疑問を持ったこともなかったですが、
大人になり
社会で働くうちに
人間は幸せになる権利がある
とか
みんな幸せになりたいと思って生きている
とか
聞くようになると
自分の『思い』との違いに違和感を
感じるようになりました。
インドの前世をみた後に
貧しさやひもじさから
罪をおかしてしまった人を
領主として裁いていた時
彼らの犯した罪は
私が領地を豊かにし
少しでも今より幸福感を感じることができる
そんな環境を提供できないことが
彼らが罪を犯してしまう
原因のひとつになっていると
思っていました。
もし彼らが充分な食料を持っていて
お腹が空いて死にそうになっていなければ
不足を感じることがなければ、
盗みを犯したり
人を殺したりしただろうか。
彼らだけが悪いわけではない
私の才覚や能力の無さで
彼らに罪を犯させてしまったという
自責の念や
罪悪感などが
自分自身の意識の
奥底の方にあることを知り
だから私は
自分自身に幸せになる許可を
出せなくなっていたと
知りました。
そしてそれは又
『豊か』であれば幸せになれる。
『豊か』にしなければいけない。
という
『豊か』になることに対する強い思いも
生むことになります。
前世を見たときに
あの思いはここからきたのか・・・
とか
だから私はこう思っていたのか・・・
と思うことがありますが
どうして前世のこの場面をみたか分からない。
なんでこれが出てきたのだろう?
と思うこともあります。
そして未だに
なぜこの前世をみたのか
わからない前世というのがあります。
今回は
そんな前世のお話です。
私はその夢の中で
古代のエジプトの神殿に使える巫女をしていました。
大勢の巫女の女性と一緒に共同生活をし
毎日、神殿に供物を捧げたり
祈りを捧げたりしていました。
神殿に仕える者は女性と男性の巫女がいたようで
女性は女性、男性は男性と
それぞれ別々に暮らしていました。
ある時
お祭りがあるようで
神に捧げる踊りを
巫女の全員で練習していました。
それは全員で同じ動きを行う踊りで
普段、会うことの無い男性の巫女達とも
この時は一緒に踊りの練習を行っていました。
その後、場面が急に変わりました。
私は上を見上げています。
そこにはこちら側を向いた男性が
土を掘った穴に寝ています。
私は空を見上げているはずなのに
その空に地面が有り
その地面の穴に
男性が仰向けになって寝ているように見えるのです。
そしてその男性は
一緒に踊りの練習をしていた男性の巫女のひとりで
踊りの練習をしているときに見たことがありました。
こちら側を向いて寝ている男性の上に
土がどんどん
かけられています。
男性は起きていて抵抗していますが
逆らえないようです。
その姿を見た私は
視線をそこからそらし
左側にふっと動いて移動し始めました。
そこで目が覚めました。
起きた時に
「変な夢だったなぁ・・・。」
と思いました。
夢の中では疑問に思わず
ただ男性を眺めていた感じでしたが
空に地面が、あるわけがありません。
段々
「あれは私が逆さまになっていたのではないか?」
と思うようになりました。
そういえば
最後に視線をそらしてから動けるようになりましたが
それまでは足元が動けなかった気がします。
私は逆さづりで殺されたのかもしれないと
思いました。
死ぬ前の瞬間に
男性が生き埋めにされる姿を見て
死んだ後に意識が身体から抜け出し
そこから移動したのかもしれない・・・。
その夢はあるエッセンスを飲んだ日に見た夢ですが
未だに何故見たのかよく分かりません。
今は分からないけど
後から意味が分かることはよくある事なので
もう少ししたら、
何か分かることがあるかもしれないと思っています。
本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。