たまたまお勧めで出てきたドイツ在住の方のブログ記事で


夫婦間のコミュニケーション問題を


そもそもの言語文化の違い

High context    か Low context  か

がドイツと日本では真逆に対時してることを言及されててすごく興味深かった地球



で、自分と旦那を主題にして考えてみたら

びっくりするほど納得がいきました目





High contextというのは

言葉にしなくても空気読んで察してという文化らしくて

確かに日本ではよくあるコミュニケーションですよね


そこまで言わなくても分かるだろう、みたいな

短い文章からかなりの意味を吸い上げないといけない



一方で、Low contextというのは

言葉にする事が唯一で行間を読むということはしない

言った事が全てでそれ以下でもそれ以上でもない

一つの言葉=一つの意味



私は日本人で日本産まれの日本育ちだけど

実は低context人間かもしれないとふっと思った


空気読んだりするのは出来ますよ、それ出来ないと日本社会で生きるのはしんどいから

多分それは日本でうまいこと世渡りするために必然的に身についたんだと思う


だけど


実は本当は好きじゃないというか苦手

結構、イライラするから

言いたいことあるならはっきり言えば?!になる

What do you want? イラーッってなる



私のプライベートな事で当てはめると


私はスウェーデン本社の会社に長いこと勤務しました

スウェーデン人の上司や同僚、とにかく全てがしっくりいった

会社の方向性やアクション内容、好きだったし、とにかく自分にしっくりきた(だから長く勤める事ができた)


あとアメリカ人の彼氏と2年ほど付き合ってた時も

コミュニケーションにおいてはすごくしっくりいった

勿論、英語ネイティブじゃないから、私の英語が伝わらなくて、みたいのはあったけど

そもそも「言わないでも分かるでしょ?」がお互い無かったからすれ違いのモヤモヤとかは無かった












で、旦那


旦那はパリ産まれパリ育ちだけど

両親はポルトガル人

だから上矢印の国別図ではフランスは半分半分の立ち位置にいるけどポルトガルは南欧州だから

実はもっと高context文化で育ったんじゃないかと思う



というのも


旦那は日本人の私以上に高context人間だから




なんで全部言わないと分からないの?!

日本人なら言われなくてもこうするよ?!←???

僕が言った意味を全然理解してないね




今までこういう事を何度言われたかしれない…



しかしその度に




だったら最初から全部言えや!クソがぁ!知らんわ、超能力者じゃないんだからお前の頭の中で何考えてるか分かるわけないだろがぁ!



と怒鳴り散らしてきたのは私にっこり



今更ながらこのcontextの違いを見て納得

めちゃくちゃ腑に落ちたわ魂が抜ける




例えば

今朝、旦那がなんて言ったか



ワインやビールの空き瓶とかは

何かのついでに下に降りた時に捨てるから

部屋の角に置いてるんですよ←さっさと捨てればいいのにね

で、ちょっと最近溜まっちゃって、今日にでも捨てにいかないとと思ってたら


その空き瓶を前にして手をかざしながら



プンプンKiki, ce n'est pas possible. Il y a un magasin de vin ici?

キキ、こんなのありえないよ。ここにワインショップでもあるの?







…は?むかつき






こういうの!イライラすんのよ!



なんで空き瓶捨ててよ!

と言えないの?もっとシンプルじゃない?



なんでわざわざそういう遠回りな言い方する??



ほんと、今までこういう事で何度も何度も


はぁ〜?!という事があったけど

その過程で、あ、この人は汲み取らないといけないクソ面倒くさい人間なんだって気付けたから


なんか(自分の理解が)怪しいと思った時は

こっちから全部textにして確認するようにしてます

そうしないと誤解が生まれて不毛戦争になるから


そういうのはあれよね、経験則できたよね









さ、今夜は焼肉にっこり

という全然関係ないオチ…