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ある夏の日
岐阜のいとこから電話がかかって来た。

お父さんがやばいの。
今夜が峠だって。

は⁉️

な、な、な、なんで…

急性白血病。

まさか…

岐阜の伯母がなくなって、年が明けたら3回忌だねと言っていた。
ひとり暮らしで仏壇の掃除をするのがしんどいと言っていた。
一人暮らしが寂しい。
こんなに大きな家に俺ひとりは寂しいと。

たまに伯父と電話で話していた。
今年の夏は青森に遊びに行くと言っていた。
運転しやすくて燃費の良い車も新しく買った。
日にちも大体決まり、あとは楽しみに待っているだけだったのに。

え⁉️本当に⁉️

一週間ぐらい前に風邪ひいたかな?って
それからちょっとして病院に行ったけど、なかなか治らなくて、
しんどいから、病院に連れて行ってくれって
病院に行った時にはもう熱が高くて下がらなくなって、その時にはもう、急性白血病になっていて…
だから、覚悟しておいて。

まさか。
そう思っていたが、夜中電話が来た。
亡くなったと。

そんな…そんなことって

旦那さんと急遽岐阜へ向かった。
こんなに頻繁に岐阜へ行く事になるとは。
しかも、こんな悲しい旅行が続くなんて。
青森の夏も暑かったが、岐阜の夏は暑さが違った。

岐阜に着き、みんなと再会。
でも、悲しさもあったが、みんな良かったな、と、いう感じだった。
伯母が亡くなった時、俺も一緒に行くと棺桶に一緒に入ろうとしたり、毎日のように、誰彼構わず寂しい、寂しいと言っていたから、伯母がお盆に来て連れて行ったんだろうと。

私は慣れない暑さと、体調不良とで、早く休みたかった。
なのに、こんなにみんなで会うのはきっともう最後だから、みんなで雑魚寝しよう❣️と。
確かにいとこ達がたくさん集まっていた。
やめてくれ。
迷惑だわ。
…とも言えず、雑魚寝したのだが、うるさくて、すごく暑かったけど、布団かぶって寝てたら、
この暑いのに、布団かぶってるやつ、誰やーって布団はがされて、その関西のノリ、うざっ滝汗ムカムカ
ってなったけど、仕方ない。怒る気力と体力もなく構わず寝ていた。ちっムカムカ

伯母の時とは全く違う葬式になった。
伯母のように沢山の弔問客はなかった。
会社や、友人知人、親戚、近所の人。
これが普通だよな。

伯母はただの農家のおばちゃんだったけど、自力で交友関係を広げていって楽しんでいたのだ。
改めてすごいなぁと思った。

伯父にとって、伯母は女神のような存在だったんだろうなぁ。
きっと最後も伯母が迎えにきて、一緒に旅立って行ったのだろう。







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